残されたキヅナ
生まれてから気がついたら一緒にいた里桜と楓。
家が隣だということもあり、毎日のように一緒に遊んでいた。
幼稚園の時から、2人は誰にも負けないほどの親友で、その頃からお互いを助け合っていた。
楓はいじめを受けやすい人間だった。それを助けた里桜も辛い思いを体験する。
それでも2人は絶対に離れようとしなかった。
様々な困難を共に乗り越え、戦ってきた。
そこに浮かび上がる『死』という文字。
2人は7歳で、共通の友達を亡くしている。
それを背負いつつ、前へ前へ進んできた。
2人は、心のどこかでそれを意識し続けていたのかもしれない。
それでも毎日、2人は楽しく過ごしていた。
ワイワイ騒いでいる大人数グループにも負けないくらいの勢いも持っていた。
『いじめ』『死』『孤独』
2人で居ても、いつか離れ離れになってしまうのではないかという不安とともに、成長し続けてきた、現実に体験したお話です。
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