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レベルアップを目指して
社畜にも休みくらいある 5 ※R-18
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※R-18
「”Kneel”」
欲しかった命令をもらえて、頭がくらくらした。あやしい足取りで机から降りる。
座っている厚木の足の間に跪いて、腹に耳をつける。
上目遣いで、命令された通りにできたことを伝える。
「いい子だ、吉継」
優しい手付きで頭を撫でてくれるので、もっともっとと厚木の腹に頭を押し付ける。
「ふぅ…」
「気持ちいいか」
「うん」
「そうか」
そうだ。この手を待っていたのだ。
「”Stand”」
新しい命令。厚木に目を向けると、次があるぞと言わんばかりの横柄な目。
もう少し余韻に浸っていたかったが、頷いて立ち上がる。
「”Present”、服を脱いで見せろ」
「…厚木さん」
「なんだ」
「厚木さんは脱ぎませんか」
「なぜ」
「だって…」
また吉継だけ脱ぐのか。厚木だけいつもきっちり服を着て、ずるい。厚木も吉継みたいに恥ずかしい思いをすればいい。
「…恥ずかしいです」
「ふん、いいことだ。早くしろ」
「あっ」
やっと吉継にもわかった。
厚木はわざとしていたのか。吉継の”恥ずかしい”をわざとしている。
「わざとですか」
「今さら、鈍いにも程がある」
「厚木さんも脱いだらいいです」
そうしたら、吉継のこの恥ずかしくていてもたってもいられない気持ちを理解できるはずだ。
「吉継」
「…」
「ダラダラ先延ばしにするだけなら、お仕置きになるが…どうする」
なかなか命令が聞けない吉継に痺れを切らした厚木は、プレイ中も短気だ。
「…脱ぎます…」
「いいこだ」
諦めて、着ているものを脱ぐ。
厚木の視線を感じながら一枚ずつ脱いでいくのはしんどいことだった。
かといって、投げ出したくはない。
お仕置きは嫌だが、それよりも厚木にがっかりされることのほうが嫌だ。
撫でてくれないことのほうが…。
「厚木さん…」
広い書斎で、厚木はきっちり服を着ている。
吉継だけが異質だ。ひとり裸身を晒している。
扉の向こうには、山科もいるのに。
恥ずかしくて目も開けていられない心地になる。
「恥ずかしいか」
「…」
声にはならず、小さく頷く。
「前からでも後からでもいいからこっちに来い」
「このままですか」
「当然だ」
前と後…、どちらを晒すのかということだ。
どちらも恥ずかしい。
でも、後ろを向くより、厚木が見える前のほうがいい気がする。見えないところで何をされるのかわからないのは嫌だ。
ゆっくり近づく。手を引かれ、厚木の足の間に立たされる。
「あ…」
厚木の眼前に下腹を晒すことになった。自覚したとたん、体に熱が灯った。肩に手を付いて突っぱねようとしたところを腰に腕を回される。引き寄せられ、それは叶わなかった。
見せつけるように腹を舐められる。
「うぅっ」
こそばゆいような、それだけではないような、それでいて、他のことは考えられなくなるような感覚。
「”Stand”」
また新たな命令。体に力がはいる。
「何をされても立ち続けることだ」
「え、…んっ…ん!」
後ろに回された手に、双丘を揉まれ、もう片方は、まだ兆していない前へ。
「厚木さんっ」
厚木は気にせず好きなことをしている。
唇が届く範囲にあちこちキスをして、吸い上げる。
すべてを受け入れ、吉継は声を出すしかできなかった。
「あぁっ、あつぎさ…っ」
「いい声だ」
厚木の手にかかり、吉継の性器に芯が入る。
焦らすように指先が何度も往復する。もどかしい。
厚木に言われるまま、引き出しからローションを取って差し出された手に垂らす。
その手に双丘を割られ、窄んだ場所を馴染ませるように揉み込まれた。
いつの間にか、腹にはあちこち吸い付かれたあとの鬱血痕。
わけがわからない。それに…。
「いつもと違う…っ」
「時間があるときくらい可愛がらせろ」
厚木に言われ吉継は気持ちいいだけではない、恥ずかしくてもどかしいような感覚を、ただ甘受し続けることになった。
「”Kneel”」
欲しかった命令をもらえて、頭がくらくらした。あやしい足取りで机から降りる。
座っている厚木の足の間に跪いて、腹に耳をつける。
上目遣いで、命令された通りにできたことを伝える。
「いい子だ、吉継」
優しい手付きで頭を撫でてくれるので、もっともっとと厚木の腹に頭を押し付ける。
「ふぅ…」
「気持ちいいか」
「うん」
「そうか」
そうだ。この手を待っていたのだ。
「”Stand”」
新しい命令。厚木に目を向けると、次があるぞと言わんばかりの横柄な目。
もう少し余韻に浸っていたかったが、頷いて立ち上がる。
「”Present”、服を脱いで見せろ」
「…厚木さん」
「なんだ」
「厚木さんは脱ぎませんか」
「なぜ」
「だって…」
また吉継だけ脱ぐのか。厚木だけいつもきっちり服を着て、ずるい。厚木も吉継みたいに恥ずかしい思いをすればいい。
「…恥ずかしいです」
「ふん、いいことだ。早くしろ」
「あっ」
やっと吉継にもわかった。
厚木はわざとしていたのか。吉継の”恥ずかしい”をわざとしている。
「わざとですか」
「今さら、鈍いにも程がある」
「厚木さんも脱いだらいいです」
そうしたら、吉継のこの恥ずかしくていてもたってもいられない気持ちを理解できるはずだ。
「吉継」
「…」
「ダラダラ先延ばしにするだけなら、お仕置きになるが…どうする」
なかなか命令が聞けない吉継に痺れを切らした厚木は、プレイ中も短気だ。
「…脱ぎます…」
「いいこだ」
諦めて、着ているものを脱ぐ。
厚木の視線を感じながら一枚ずつ脱いでいくのはしんどいことだった。
かといって、投げ出したくはない。
お仕置きは嫌だが、それよりも厚木にがっかりされることのほうが嫌だ。
撫でてくれないことのほうが…。
「厚木さん…」
広い書斎で、厚木はきっちり服を着ている。
吉継だけが異質だ。ひとり裸身を晒している。
扉の向こうには、山科もいるのに。
恥ずかしくて目も開けていられない心地になる。
「恥ずかしいか」
「…」
声にはならず、小さく頷く。
「前からでも後からでもいいからこっちに来い」
「このままですか」
「当然だ」
前と後…、どちらを晒すのかということだ。
どちらも恥ずかしい。
でも、後ろを向くより、厚木が見える前のほうがいい気がする。見えないところで何をされるのかわからないのは嫌だ。
ゆっくり近づく。手を引かれ、厚木の足の間に立たされる。
「あ…」
厚木の眼前に下腹を晒すことになった。自覚したとたん、体に熱が灯った。肩に手を付いて突っぱねようとしたところを腰に腕を回される。引き寄せられ、それは叶わなかった。
見せつけるように腹を舐められる。
「うぅっ」
こそばゆいような、それだけではないような、それでいて、他のことは考えられなくなるような感覚。
「”Stand”」
また新たな命令。体に力がはいる。
「何をされても立ち続けることだ」
「え、…んっ…ん!」
後ろに回された手に、双丘を揉まれ、もう片方は、まだ兆していない前へ。
「厚木さんっ」
厚木は気にせず好きなことをしている。
唇が届く範囲にあちこちキスをして、吸い上げる。
すべてを受け入れ、吉継は声を出すしかできなかった。
「あぁっ、あつぎさ…っ」
「いい声だ」
厚木の手にかかり、吉継の性器に芯が入る。
焦らすように指先が何度も往復する。もどかしい。
厚木に言われるまま、引き出しからローションを取って差し出された手に垂らす。
その手に双丘を割られ、窄んだ場所を馴染ませるように揉み込まれた。
いつの間にか、腹にはあちこち吸い付かれたあとの鬱血痕。
わけがわからない。それに…。
「いつもと違う…っ」
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厚木に言われ吉継は気持ちいいだけではない、恥ずかしくてもどかしいような感覚を、ただ甘受し続けることになった。
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