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私だけのかわいいハムチュターン ⑦ R18

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 彼の指で、中というよりもクリをいじられた事で思い切りイった後、ぼうっと脱力していると、シュルシュルと衣擦れの音がした。私は、足の間で引きちぎりそうな勢いで服を脱いでいく彼を見てしまう。

 全てを脱ぎ去り全裸になったダンが、私の足を折り曲げて大きく広げて腰を押し付けて来た。

 ダークグレイの硬い髪は、今は背中に流している。眉あたりまで、少し乱れている前髪に少し隠されている彼の切れ長の目から送られてくる視線は鋭くてまるで真夏の太陽のように熱い。
 彼の首にフィットする顔は、頬が少し膨らんでいるけれど全体的にシャープで、彼があんなにも喜怒哀楽を激しく見せる泣き虫だなんて誰も思わないだろう。

 顔と同じくらい浅黒い肌は、しなやかな曲線を描いている。程よくついた胸板は、男の子だから私よりも広い。おへその周りにある腹筋は割れていて、日ごろから鍛錬しているのが分かった。
 腰骨が浮き出るくらいの腰回りも、少しカーブを描いていて、でもきちんと脇腹の筋肉がついている。危ういセクシーさが私の視界に広がり、彼の色気にくらくらしてしまう。

──はぁ、エキゾチックで素敵ぃ……

 目が♡型になるのなら、まさしく、今の私はイった後、とろんと目を♡にしてうっとり彼を見ているに違いない。

 いよいよ、私は初体験をするのかと身構えた時、

──処女膜って一体どこにあるんだろう?

と、ふと思ってしまった。

『膜が破れたら皮膚が突き破られるようなものだから血が出て痛いのよ。痛いって言ってるのに、だんだん良くなるからってガンガン腰ふっちゃってさー。段々よくなるって、じゃあお前は膜破られて擦られた事があるのかっ! ものすごい痛いのが、直ぐ無くなって良くなった経験があるんかいっ!』
『だよねー。結局後で血を見てしょんぼりするくらいなら最初だけでやめて欲しいかも?』
『私はあんまり痛くなかったなあ。まあ、擦り傷に塩ぬって洗濯板で擦られるくらい痛かったんだっけ? そんな傷が数時間では消えるわけないのにねー』

 前世で居酒屋にいる時に、お酒で盛り上がっていたアラサーくらいの女の人が大声でそんな話をしていた。一番叫んでいる女の人は、よっぽど痛かったのか、お酒のせいで散々叫んだあと泣き出していた。

 そう言えば、保健体育でも膜の位置なんて聞いた事なかった。奥の子宮の近くにあるのかな? なんてなんとなく思っていたけれど、ダンが指を入れてすぐくらいにピリっとした痛みが走った。

 まさかの入り口付近だったのかもしれない。

 指だけででピリピリするから、ダンのを入れたらとっても痛いかも。

──あの女の人みたいに滅茶苦茶痛くありませんように……!


 皆が通る道だ。覚悟して、目を閉じたいけれど、彼の行動とソコが気になって、密着している部分を見てしまう。

  ダークグレイの彼の下の毛を隠してしまうくらい、ハムチュターン成分0なソコはぐいっと反り返って大きくなった部分はとても太くて硬そうだ。先っぽから、ダラダラと透明の何かが出ている。

  初めて見る男の子のソコを興味津々で見てしまう。

──これって、大きいの? 普通なの? ハムチュターンくらいちっさいのは流石にアレだけど……。ちょーーーーーっと、私には大きいんじゃないかしら?

 私の片手で握ったらまだ1センチくらいは指先が離れていそうな円周のソコを凝視して、頭の一部が冷静さを取り戻した。

──カウパーっていうんだったかな? 確かそこにも精子がいるから外出しでも妊娠しちゃうんだったっけなぁ?

 そして、そんな知識が頭をよぎったため、おめでた婚は流石に避けたいから魔法で卵管のあたりをブロックしておこう。

 なんて思いながら、Sの字を描くみたいに、彼の腰がうねってゆっくり動いているのを見てゾクゾクする。チラッと顔を見ると、今は目を閉じて、うっとり気持ちよさそうに今の感覚を堪能しているみたいでその表情にもドキっとして胸とアソコがキュンってなったのを感じた。

 一気に思考が、お好み焼き屋さんの鉄板近くで解け始めたソフトクリームのようになる。ぎりぎり避妊の措置を魔法で出来てホッとしたのも束の間、完全に頭が真っ白になった。

「あ、あぁ……っ!」

 私のアソコからタラタラ出る水を、彼のにまぶすように数回擦られた。ビンカンすぎるくらい、感覚が剥き出し状態のクリの裏側を、亀頭のエラで根元から刺激されてしまって、すぐに軽くイって恥ずかしくなる。

  なんとなく、彼が嬉しそうにしているように見えて、そっと彼を見上げると彼がこう言った。


「エミリア、力を抜いて……。痛かったらごめんね。いくよ……」

「ダン……、きて……」

 私を見下ろしている彼と視線が交差する。私は、不安な気持ちをわかってくれているんだって思うと嬉しくなった。
  太ももの裏側を持つために解放された両腕を彼に向かってのばす。すると、直ぐに覆いかぶさってきて抱きしめてくれた。

 彼に縋り付いて祈りながら覚悟をしていると、彼のが私の中に入って来た。その瞬間、身が縮こまるように力んでしまう。
  なんとか詰めていた息を思い出し、ふうふうと空気を吐きだした。

「ダン……、大好き」

 この数か月、自分の気持ちが分からなくなって、そして、今日どうしても会いたいっていう衝動のままこの国に不法侵入して良かったと思う。
  結果論かもしれない。だけど、お風呂でアソコを痴漢した事を謝罪する彼の言葉なんてどうでも良くなるくらい、こんな短時間で好きになるなんて自分でもありえないと不思議に思うほど、すでに彼に溺れきっていた。

「エミリア、愛している」

 すぐに痛みが体の中心から生じた。でも、覚悟したほどではない。ピリっと紙で指を切った後くらいでホッとする。
  このまま、ゆっくり奥まで進んで、彼が根元まで入るんだと思うと嬉しさと期待で心が跳ねた。

 すると、まだまだ彼の足の付け根の肌がぴたっとくっついていないのに、ダンがぶるっと震えて止まった。

 なんで動かないんだろうと思い、?マークが頭で乱舞する。

 最後に軽くふるっと震えると、私の首筋に顔を埋めていた彼が、耳元でごめんと小さく呟いた。

「……あ、ダン。あのね。私、とっても痛くて。あのね、だからね……今日はその。それにここじゃなくてきちんとしたいなって……ダメ、かな?」

 なんとなく、察してしまって、でもそんな事はとても口に出来なくて。
  だから、番の願いは全部聞いてくれるという習性を利用して、痛いから止めて改めて欲しいと頼んだ。

 すると、ダンはピクっとしたあと、暫く悩んでいるみたいだったけれど、柔らかくなったソコを私の中からずるりと出したのであった。

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