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お仕置き効果
しおりを挟むぬちゅっ……ぬちゃッ……ぐじゅっ…じゅっ……ずちゅっ
「ぁあァァー…ぁあっ……んっヤ……スゴ……やァん!」
ぶじゅっ……ぷちゅっ……ぐじゅっ……ぶじゅじゅっ……
「ァンっ……はぁ…んっ……んんんっ…ゃあっあああっ!!」
室内に響くのは、卑猥な音と僕の嬌声だけ。
ソーマは声も出さずにニヤニヤ……こわいって!
僕の体は、変な体勢のまま変な力が加わって、絶対に明日は筋肉痛になるだろうなという状態。
ソーマがナカを掻き混ぜると、僕の体からは力が抜ける。
でも、イく時は力が入る。
それを繰り返していたのだけど、何度かイッていたらそのうち精液も出なくなって、すると途端にソーマはイかせてくれなくなった。
イけないまま、やわやわと混ぜられるナカ。
気持ち悪い訳では無い。気持ち良いのだ。けれど、イけないことはストレスになり得る。そう感じると、強い強い、刺激が欲しくなった。
ただ体に力は入らないので、自分で体位を変えることは難しい。
ならば……
僕は口を開いた。
「そ…アンっ…ま……そー…まぁ……ンンッ…」
吐息のような声ながら、名前を呼ぶことができた。
ソーマはこちらに耳を傾け、僕と視線が絡む。
「もっ……ア…ほし……ィやっ…」
「も?」
僕は頷き、続けた。
「もっ……シて!」
「も? 何ですか?」
ソーマは腰の動きを止め、僕の口に集中する。
「もっ…とぉ…………ぇと、……はげしくぅ…」
「言質は取りましたからね。」
ソーマの律動はそこから段違いに激しくなった。
眼は血走り、汗を溜らせ、呼吸は荒く、僕のナカのただ一点を狙って、突いて突いて突きまくる。
たまに、やわやわと撫でるようにする時には、僕の胸の突起に舌を這わせたり、親指で捏ねられたり、僕の口からだらしなくはみ出した舌に舌を合わせたり…
次第に僕の頭は完全に沸騰して、真っ白な世界で快楽に揺蕩っていく。
声が掠れ、ソーマに聞こえるほどの嬌声があげられなくなってくると、ソーマはサイドテーブルの水差しから水をがぶ飲みし、途中からは僕にもキスをしながら水を分けてくれた。
「もっとぉ!」
強請るように、自分からソーマの口内へ入り、舌へ絡みつく。
すると、体が半転してソーマを後孔に挿したまま僕がソーマの上に跨った。
ソーマが腕を伸ばして僕に飲ませてくれるので、僕はグビグビと喉を鳴らして水を飲む。
そろそろ喉が充たされたので、ソーマの真似をしてキスでソーマに水を送る。
唇を離して、嚥下するソーマを見下ろすと、ソーマは手のひらをこちらへ見せるように自分の顔の前に翳した。
「恥ずかし……です。」
小さくこぼれた声が何とも可愛らしい。
「……ぁあっ…それ………んっ」
ソーマから発する声に首を傾げれば、ソーマが僕の手を自分の胸から剥がそうとする。
今、僕はソーマの胸に腕を突っ張って体を支えているので、その手を剥がされると体を起こしていられない。
抵抗したら手のひらがズレて、
「んんぅっ…もう、今晩は眠らせませんよ!」
僕は体を抱えられた。
ソーマから僕の手が剥がれれば、そこには真っ赤に熟れた実が左右に一つずつ…
そこからまた激しい攻めが始まり、僕はとうとう気を飛ばした。
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