怪談を語ってはいけない ―フリーライターが触れた禁忌の共有フォルダ―

「この共有フォルダは、本人不在のまま更新され続けている」

 フリーライターの私が引き継いだのは、行方不明になった前任者が遺した不気味な取材データだった。
 江ノ島、小松が池、瑞甕神社。
 パワースポットの裏側に隠された「所有権」と「血の歴史」。
 記録を読み進めるほどに、あなたの日常もまた、何かに侵食されていく――。

【記録に関する注釈】
 本作は、『【完結】本当にあった怖い話 ~実話怪談集『図書館の“あれ”』・『旅先の怪』・『負のパワースポット』~』に収録の『負のパワースポット』の元となった取材記録を、フリーライター紗耶の視点から大幅に加筆・再構成した【完全版】です。
 取材の過程で前任者Nが遺した「共有フォルダ」の謎や、瑞甕神社に隠された禁忌の真実を詳細に記録しています。実話の断片が、一つの「呪いの形」を成していく過程を、ぜひ目撃してください。
 
 また、本記録は複数の媒体にて公開・検証を行っておりますが、本稿(アルファポリス版)は、最新の調査結果と未公開データを反映させた「最終改稿版」となります。
 記録の拡散(閲覧)は、読者ご自身の責任において行ってください。
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