みち
これは人生について考え過ぎた人の、過去への寄り道。
その考え過ぎた人が出した、ただ前に行く為の歩き方。
そしてこれは、自分と一緒に未知へ歩むために描く物語。
【第7回 ライト文学賞 エントリー作品】
【2024/8/2 正式最終話の加筆により完結】
その考え過ぎた人が出した、ただ前に行く為の歩き方。
そしてこれは、自分と一緒に未知へ歩むために描く物語。
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拝読させていただきました。
正直、暗く重く読み進めるのがかなり苦痛でした。
黒いモヤ、硝子、布……。
〝そうやって私の身体は、脳は、この記憶を私の心の奥底へと隠して忘れた〟
→性的虐待児における防衛本能の一種ですよね。人によっては別人格を作り上げて、多重人格化してしまう。
そして、悪魔のような、もう一人の自分との戦い。
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特に〝11〟は、ユーモア描写もありますし、地の文のリズムもよく、読んでいていいなと感じました。
近況ボードにも書かれている通り、〝吐き出せるだけ吐き出す〟という思いが伝わる小説になっていると感じております。
〝書く行為〟そのものが、自分自身の忘れていた過去を掘り起こす作用があると思っております。
一方で、カウンセリングの現場においては、自分自身を客観視させる為に、〝ものを書かせる〟〝日記を書かせる〟方法は効果的であり、推薦されております。
〝書く行為〟自体が問題点における明確化や、心の癒し並び心の整理整頓に繋がりますし、その延長上には、物事における踏ん切りやケリがつけられる境地に至れる可能性があると感じております。
そういう思いを求めて書いている部分もあるのかな、と勝手ながら推察してしまいました。
ご自愛くださいませ。
引き続き、拝読させていただければと思っております。
投票させていただきました。
長文、失礼いたしました。
ねこの散歩
ねこの散歩 様
初めまして、篁しいらと申します。
私の作品、「みち」へコメントをして下さりありがとうございます。
拝読させていただきました、今ちょっと涙が込み上げています。
ねこの散歩様が仰る通り、この作品には私のこれまでに対して、「ケリをつける」という意味合いもございます。
ねこの散歩様が私に気持ちを寄せてくださった文章は、今足踏みしかけた私へのエールだなと、気持ちを新たに入れ直し、作品に向き合っていきます。
ねこの散歩様含め、とても重い話を読ませてしまい大変申し訳ありません。
ただもし、この私が作品を書き上げることが出来ましたら、私よりも作品を褒めてあげて欲しいのです。
私の過去を語る物語になったこの話を、沢山愛していただけたら、作者冥利に尽きます。
ですので、私のわがままではございますが、最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
ねこの散歩様、改めまして、素敵なコメントを下さってありがとうございました!
長文、失礼致しました!
これからも何卒、よろしくお願いします!
篁 しいら.
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