男爵令息と伯爵令嬢の恋愛事情
凡庸な男爵令息エーリッヒは、初めての夜会でとても美しい伯爵令嬢のイスメーネに一目惚れをした。しかし自らを凡庸と自覚があるエーリッヒは、違い過ぎる身分と容姿を考えて無謀な夢を見ることは無く彼女を諦めた。
夜会が終わる頃、エーリッヒは困っている彼女を見かけて、せめてもの思い出にと声を掛ける。だがその行為はあっさりと踏みにじられる。
残されたのはオレンジジュースと共に思い出す『嫌な女』と言う記憶だけ。
二年の歳月が過ぎた頃、エーリッヒは街道で立ち往生していた馬車を助けた。その馬車の持ち主があの嫌な女イスメーネだった。
助けられたお礼にと彼女と接している内に、思い出に残った嫌な女とは随分と印象が違うことに驚かされ、エーリッヒは次第に彼女に惹かれていく。
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※誤って完結設定のまま公開してしまいました。申し訳ありません。
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