「君を愛するつもりはない」と言う夫に、泣き縋って無理難題を押し付けたら家出されました。なぜかしら?
初夜の寝室で「君を愛するつもりはない」と告げられた、伯爵令嬢セシル。
うっかり生返事をしかけた瞬間、彼女は閃いた。
——夫が屋敷に寄り付かなくなれば、また狩りに行けるのでは? と。
そこで盛大に泣き縋り、面倒臭い女を演じたところ、目論見は見事に成功。
夫は屋敷に帰ってこなくなった。
晴れて自由の身となったセシルは、午前中は真面目に仕事を、午後には猟銃を担いで森を駆け回る毎日を送っていた。
ところが屋敷の使用人たちには、なぜか「夫の帰りを健気に待つ若奥様」だと思われて……?
悪女(笑)と噂される令嬢と、女嫌いの辺境伯が織りなす、すれ違い夫婦コメディ!
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夫は屋敷に帰ってこなくなった。
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