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13.いたぶる猫 ※
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授業中であろう時間、俺が作らなければならないプリントを仕上げて丁度伸びをした時、思いがけない相手が入ってきた。
「……内藤先生? 珍しい。どうしたんです? 頭痛薬はダメですよ?」
ニッコリ言うと、内藤先生は赤くなって頭をブルブルと震わせた。
「っち、違います! そ、その……お、お礼、を……」
おずおず言ってくる内藤先生に、俺はさらに笑いかけた。
「わざわざこんな誰もいないような時間に? 誘っておられるんで?」
「……え? さそ……? いや、この時間丁度僕、授業抱えてませんでしたので、その……。ご都合、よくなかった、です、か」
相変わらず俺を全身で恐れつつ、見当違いもいいことを言ってくる。
おとついの出来事をどう思っているんだ? この人。
俺は笑いをこらえつつ「いや、構いません」と答え、続けた。
「ただ、何のお礼か知りませんがそんな入り口で構えるように立たれても」
すると内藤先生は慌てたように中へ入り、近づいてきた。
「す、すみません。あ、その、おとついは申し訳ありません、でした。僕本当にお酒に弱いみたいで……。その……、送っていただいたと他の先生方に聞いて……。ありがとうございます……」
びくびくしながら何とか言い終えると、内藤先生は頭をさげた。そして「で、では……」と踵を返そうとする。
早。ていうか、ちょっと待て。今「聞いた」と言ったか?
ということは俺が送っていったことすら覚えていないということだ。俺はニヤリと笑い、立ち去ろうとしている内藤先生の腕を立ち上がってつかんだ。
「っひ?」
案の定怯えたような声をあげた先生が堪らない。その表情は俺を煽っているとしか思えないほどだ。
「他の先生に聞いたんですか。どうしようもないですね、あなたは。いい歳して、お酒に飲まれたらダメじゃないですか」
「す、すみません……」
内藤先生は申し訳なさそうに小さな声で謝っている。バカだな、それが俺をますます煽っていると言うのに。
俺は内藤先生の腕をつかんだまま入り口までくると鍵を閉めた。そして相変わらず怯えている先生をそのままベッドまで引っ張り、投げつけるように手を離した。
「っつ……、な、何を……?」
内藤先生はびくびくしながらも怪訝な表情を浮かべてベッドから起き上がった。俺はそこに覆いかぶさる。
「何も、覚えておられないんですか」
「……え?」
「俺があなたを送っていったのも。あなたのアパートへあなたを抱えるようにして連れて行ったのも」
「そ、それは、本当にすみま……」
「そしてあなたを気持ちよくさせてあげたことも」
「へ……?」
内藤先生が怯えることも忘れてポカンとしている。俺は少しおかしくて笑いを漏らした。
「くく。あなた、かわいかったですよ? 酔っぱらうとああなるのか? それとも元々感じやすいのか?」
「え? え? 何を、言って……?」
「全く記憶にないのか? だとしたら本当に俺が見ていないところでは飲ませられないな。ほら、覚えてないですか?」
わかっていなさそうな内藤先生に俺はニッコリ笑いかけると、彼をベッドに押し付けたまま手を下に持っていった。そのまま無防備な先生のズボンに手をやるとベルトを外し、チャックを下ろす。
「ひ? っちょっと、あのっ、な、何、を……っ」
びくびく先生もさすがに、驚いた上に逃げようと抵抗してきた。俺はさらに動けないようのしかかり、彼の下着の上から主張の乏しいペニスを撫でる。
「おとついは楽しんでおられたじゃないですか。俺に触れられ、体をのけぞらせて」
「っえ……っ? い、いったい、何の……っぁ、ひ、ゃっ! や、やめて、くださ……」
下着の上からなぞり、親指と人差し指で彼のモノをかたどっていく。そして強弱をつけてまさぐると、そこはあっという間に硬くなってきた。
「やめて? でも先生、おとついのようにここ、硬くしてるじゃないですか。気持ち、いいんでしょう?」
「えっ、な、何で……」
硬くしていると俺が言うと、赤くなりながら青ざめていた内藤先生が本気で驚いた様子を見せた。どういうことだ失礼な、と俺は失笑する。
「何で、て。まあそりゃ男に触られて硬くするのがショックかもですが、所詮そこ弄られるとどうしようもないでしょう?」
「え、え? いや、そ、その。僕はあまりそういうの……っぁ、や、やだ、やめ……」
ああ、そういえば自分でしても気持ちよくないとかそんなこと、言っていたな。
俺は納得しつつ、下着の中に手を入れ硬くなってもなお、かわいらしい内藤先生のペニスを出した。
「おや? おとついは悦んでおられましたけど、ね? ああ、そうか。いきなり下、ていうのが御不満ですか? だったらそう言ってくださいよ」
ニッコリ笑いながら俺はペニスから手を離し、内藤先生のネクタイをゆるめて解いた。そしてびくびく先生ともあろう人が何とか抵抗を少し続けているのを楽しみつつ、シャツのボタンを外す。たまにその抵抗も邪魔なので、いっそネクタイか包帯で拘束してベッドの柵にでも括りつけてやろうかと思った。だがこの先生にいきなりそれをすると本気で委縮されるだろうな、と思いとどまる。
「な、何を、するんで……」
「覚えておられないとおっしゃるので。思い出してもらおうか、とね?」
そのまま内藤先生のこれまた小さな乳首に舌を這わせてから口に含んだ。
「っひ……っぁ」
内藤先生は怯えつつも、ビクリと違う意味で体を震わせた。おとついは酔っているから感度が上がっているのかと思ったが、やはり開発せずともこの人、乳首弱いのだろうか。だとしたらなおさら、なぜ自分でオナニーをして気持ちよくないのか疑問でしかない。
俺は苦笑しつつ乳首を舌で弄んだ。そのまま手はまた先生のペニスへ持っていく。
「っぁ、や、だ……っ、お願いだ、から、やめっ、ひぁ、んっ」
「……こんなに感じているのに、か? それともおとつい既に手でイかされたからもう物足りないとか?」
俺は乳首から唇を離し、囁くように言うと顔を内藤先生の下半身へ持って行った。
かわいらしいペニスが精いっぱい主張している。ちらりと見れば、先生は唖然としながらも顔を赤らめ、まるで俺をわざと煽ってくるような表情を浮かべている。
堪らないな。啼かせたい。
俺はそのペニスを口に含んだ。
「あ……っ、あ……」
シャツをはだけさせ、悶える内藤先生はたまらなく俺をそそってくる。多分俺の頭をどけようとしているのだろうが、手がまるで俺をペニスに押さえつけるような感じになっていて、それがまた堪らない。
「は……、っぅあ、んっ、や……っ」
全部を含んでも苦しさが感じられない大きさがまた先生らしくてかわいらしい。楽に含めるのでサービスとして喉奥でそれを締めつけてやる。
「っひ、ぁっ、あ……っ、ああっ」
おとついの内藤先生もよかったが、今の彼も堪らない。
どうしようもなく俺好みじゃないか?
涙をぼろぼろ流しながら、赤い顔で怯えつつどうしようもなく感じている表情の先生を見て思う。
バスルームでの彼も楽しかった。くまなく泡立てた石鹸で体を洗いながらいたるところを刺激してやると、先生はまた達していた。
前をいたぶる際に後ろも弄ばせてもらっていた。酔って痛みに対しては鈍っているのか、先生はされるがままだった。
今、後ろに指を入れたらどんな反応を見せるだろうか。
だが既に一杯一杯になっている先生を見て、その楽しみは次に回そうと決める。
「っぁああ、も、だ……っ、ぃいあ、んっ」
内藤先生が堪らない表情をますます深め、俺の口の中で果てた。
早いな。本当にこの人、オナニーでは気持ちよくないのか?
どれだけぞんざいな扱いで自分のペニスを扱いているのか。いつか是非、オナニーをしているところも見せてもらおうか。
「お疲れ様、内藤先生。どうです? おとついのこと、思い出した?」
俺はペロリと唇を舐めた後、ニッコリ微笑んで先生を見た。内藤先生は相変わらず怯えた表情のまま、またポロリと自然に出てきたのであろう涙を一粒流してきて、俺を煽っていた。
「……内藤先生? 珍しい。どうしたんです? 頭痛薬はダメですよ?」
ニッコリ言うと、内藤先生は赤くなって頭をブルブルと震わせた。
「っち、違います! そ、その……お、お礼、を……」
おずおず言ってくる内藤先生に、俺はさらに笑いかけた。
「わざわざこんな誰もいないような時間に? 誘っておられるんで?」
「……え? さそ……? いや、この時間丁度僕、授業抱えてませんでしたので、その……。ご都合、よくなかった、です、か」
相変わらず俺を全身で恐れつつ、見当違いもいいことを言ってくる。
おとついの出来事をどう思っているんだ? この人。
俺は笑いをこらえつつ「いや、構いません」と答え、続けた。
「ただ、何のお礼か知りませんがそんな入り口で構えるように立たれても」
すると内藤先生は慌てたように中へ入り、近づいてきた。
「す、すみません。あ、その、おとついは申し訳ありません、でした。僕本当にお酒に弱いみたいで……。その……、送っていただいたと他の先生方に聞いて……。ありがとうございます……」
びくびくしながら何とか言い終えると、内藤先生は頭をさげた。そして「で、では……」と踵を返そうとする。
早。ていうか、ちょっと待て。今「聞いた」と言ったか?
ということは俺が送っていったことすら覚えていないということだ。俺はニヤリと笑い、立ち去ろうとしている内藤先生の腕を立ち上がってつかんだ。
「っひ?」
案の定怯えたような声をあげた先生が堪らない。その表情は俺を煽っているとしか思えないほどだ。
「他の先生に聞いたんですか。どうしようもないですね、あなたは。いい歳して、お酒に飲まれたらダメじゃないですか」
「す、すみません……」
内藤先生は申し訳なさそうに小さな声で謝っている。バカだな、それが俺をますます煽っていると言うのに。
俺は内藤先生の腕をつかんだまま入り口までくると鍵を閉めた。そして相変わらず怯えている先生をそのままベッドまで引っ張り、投げつけるように手を離した。
「っつ……、な、何を……?」
内藤先生はびくびくしながらも怪訝な表情を浮かべてベッドから起き上がった。俺はそこに覆いかぶさる。
「何も、覚えておられないんですか」
「……え?」
「俺があなたを送っていったのも。あなたのアパートへあなたを抱えるようにして連れて行ったのも」
「そ、それは、本当にすみま……」
「そしてあなたを気持ちよくさせてあげたことも」
「へ……?」
内藤先生が怯えることも忘れてポカンとしている。俺は少しおかしくて笑いを漏らした。
「くく。あなた、かわいかったですよ? 酔っぱらうとああなるのか? それとも元々感じやすいのか?」
「え? え? 何を、言って……?」
「全く記憶にないのか? だとしたら本当に俺が見ていないところでは飲ませられないな。ほら、覚えてないですか?」
わかっていなさそうな内藤先生に俺はニッコリ笑いかけると、彼をベッドに押し付けたまま手を下に持っていった。そのまま無防備な先生のズボンに手をやるとベルトを外し、チャックを下ろす。
「ひ? っちょっと、あのっ、な、何、を……っ」
びくびく先生もさすがに、驚いた上に逃げようと抵抗してきた。俺はさらに動けないようのしかかり、彼の下着の上から主張の乏しいペニスを撫でる。
「おとついは楽しんでおられたじゃないですか。俺に触れられ、体をのけぞらせて」
「っえ……っ? い、いったい、何の……っぁ、ひ、ゃっ! や、やめて、くださ……」
下着の上からなぞり、親指と人差し指で彼のモノをかたどっていく。そして強弱をつけてまさぐると、そこはあっという間に硬くなってきた。
「やめて? でも先生、おとついのようにここ、硬くしてるじゃないですか。気持ち、いいんでしょう?」
「えっ、な、何で……」
硬くしていると俺が言うと、赤くなりながら青ざめていた内藤先生が本気で驚いた様子を見せた。どういうことだ失礼な、と俺は失笑する。
「何で、て。まあそりゃ男に触られて硬くするのがショックかもですが、所詮そこ弄られるとどうしようもないでしょう?」
「え、え? いや、そ、その。僕はあまりそういうの……っぁ、や、やだ、やめ……」
ああ、そういえば自分でしても気持ちよくないとかそんなこと、言っていたな。
俺は納得しつつ、下着の中に手を入れ硬くなってもなお、かわいらしい内藤先生のペニスを出した。
「おや? おとついは悦んでおられましたけど、ね? ああ、そうか。いきなり下、ていうのが御不満ですか? だったらそう言ってくださいよ」
ニッコリ笑いながら俺はペニスから手を離し、内藤先生のネクタイをゆるめて解いた。そしてびくびく先生ともあろう人が何とか抵抗を少し続けているのを楽しみつつ、シャツのボタンを外す。たまにその抵抗も邪魔なので、いっそネクタイか包帯で拘束してベッドの柵にでも括りつけてやろうかと思った。だがこの先生にいきなりそれをすると本気で委縮されるだろうな、と思いとどまる。
「な、何を、するんで……」
「覚えておられないとおっしゃるので。思い出してもらおうか、とね?」
そのまま内藤先生のこれまた小さな乳首に舌を這わせてから口に含んだ。
「っひ……っぁ」
内藤先生は怯えつつも、ビクリと違う意味で体を震わせた。おとついは酔っているから感度が上がっているのかと思ったが、やはり開発せずともこの人、乳首弱いのだろうか。だとしたらなおさら、なぜ自分でオナニーをして気持ちよくないのか疑問でしかない。
俺は苦笑しつつ乳首を舌で弄んだ。そのまま手はまた先生のペニスへ持っていく。
「っぁ、や、だ……っ、お願いだ、から、やめっ、ひぁ、んっ」
「……こんなに感じているのに、か? それともおとつい既に手でイかされたからもう物足りないとか?」
俺は乳首から唇を離し、囁くように言うと顔を内藤先生の下半身へ持って行った。
かわいらしいペニスが精いっぱい主張している。ちらりと見れば、先生は唖然としながらも顔を赤らめ、まるで俺をわざと煽ってくるような表情を浮かべている。
堪らないな。啼かせたい。
俺はそのペニスを口に含んだ。
「あ……っ、あ……」
シャツをはだけさせ、悶える内藤先生はたまらなく俺をそそってくる。多分俺の頭をどけようとしているのだろうが、手がまるで俺をペニスに押さえつけるような感じになっていて、それがまた堪らない。
「は……、っぅあ、んっ、や……っ」
全部を含んでも苦しさが感じられない大きさがまた先生らしくてかわいらしい。楽に含めるのでサービスとして喉奥でそれを締めつけてやる。
「っひ、ぁっ、あ……っ、ああっ」
おとついの内藤先生もよかったが、今の彼も堪らない。
どうしようもなく俺好みじゃないか?
涙をぼろぼろ流しながら、赤い顔で怯えつつどうしようもなく感じている表情の先生を見て思う。
バスルームでの彼も楽しかった。くまなく泡立てた石鹸で体を洗いながらいたるところを刺激してやると、先生はまた達していた。
前をいたぶる際に後ろも弄ばせてもらっていた。酔って痛みに対しては鈍っているのか、先生はされるがままだった。
今、後ろに指を入れたらどんな反応を見せるだろうか。
だが既に一杯一杯になっている先生を見て、その楽しみは次に回そうと決める。
「っぁああ、も、だ……っ、ぃいあ、んっ」
内藤先生が堪らない表情をますます深め、俺の口の中で果てた。
早いな。本当にこの人、オナニーでは気持ちよくないのか?
どれだけぞんざいな扱いで自分のペニスを扱いているのか。いつか是非、オナニーをしているところも見せてもらおうか。
「お疲れ様、内藤先生。どうです? おとついのこと、思い出した?」
俺はペロリと唇を舐めた後、ニッコリ微笑んで先生を見た。内藤先生は相変わらず怯えた表情のまま、またポロリと自然に出てきたのであろう涙を一粒流してきて、俺を煽っていた。
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