『救済のロジック ~ヤングケアラーの私が、執着系彼氏に全管理される話~』

あらすじ

「君があまりに完璧だから、僕は壊さざるを得なかった」

25歳の英里は、自閉症の弟とリウマチの母を支えるヤングケアラー。
「私がしっかりしなきゃ」という呪いに縛られ、自分の時間も、睡眠も、食事さえも犠牲にしてギリギリの毎日を送っている。

そんな彼女の恋人・たーくん(29)は、有能な臨床心理士。
優しく紳士的な彼は、英里の疲労を誰よりも理解し、そして冷徹に「観測」していた。

行政手続きの代行、完璧な栄養管理、そして甘い言葉による洗脳。
彼が与えるのは、逃げ場のない恩義と、蕩けるような快楽。

「責任なんて背負わなくていい。ただ、僕の腕の中で蕩けていればいい」

規律(ルール)を汚され、自律を奪われ、彼なしでは生きられない体へと作り変えられていく英里。
それは、破滅なのか、それとも究極の救済なのか――。

理想の彼氏による、甘くて重い「責任転嫁」ラブストーリー。



登場人物紹介

たーくん(29歳 / 182cm / 臨床心理士)
表向きは物腰柔らかな紳士。内面は英里を「検体」と呼び、冷徹なログを記録し続ける支配者。彼女の生活基盤を掌握し、論理的に退路を断つことに喜びを感じている。
「君のせいで、僕は理性を失ったんだよ」

英里(25歳 / 157cm / 会社員)
責任感が強く、真面目な長女気質。家族のために自分の人生を捧げているが、限界を迎えていることに無自覚。たーくんの前でだけ見せる「無防備な姿」が、彼の嗜虐心を刺激してしまう。


【独自のギミック:観測ログ】
本作の地の文(ヒーロー視点)には、彼が脳内で処理している**「英里の生体ログ」が挿入されます。
「可愛い」という感情ではなく、「脈拍」「ホルモン値」「依存度」といったデータ**で彼女を愛でる、臨床心理士ならではの冷徹かつ倒錯した執着をお楽しみください。


全部で第10部まであります。毎日1部ずつ21時に続きを投稿します。今作は、実はペンネーム違いで別市場で販売していたものをソフト版にリライトしてこちらで投稿しております。

本来はディストピア系なのですが、ロジカルをこういう系等に応用できるかをチャレンジさせていただきました。お気に召したら”お気に入り”登録してもらえると励みになります!
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