「好きって言えよ、詠み男子」~三十一文字じゃ足りない恋〜
「普通に好きって言えよ」
そう思ったのに――気づけば、待ってる。
今日もあいつは、和歌で「好き」をよこしてくる。
高校入学式。
隣の席になった無表情男子・サクが、いきなり一首詠んできた。
意味はわからないのに、なぜか刺さる。
それ以来――
机の中、帰り道、放課後。
三十一文字で迫ってくるそいつに、振り回される毎日。
言葉にできない想いを、和歌で伝える詠み男子。
理解できないのに、なぜか気になってしまう。
遠回しすぎる「好き」に、今日も心が揺れる。
不器用すぎる二人の、じれったくて甘い青春ラブコメ
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