明けない夜を願う窓辺

「雨の夜、私は人を殺したという少年を拾った」

 雨の夜、傘もささずに歩いている人影を見つける。
 私が気になって車で近付くと、それは小柄な少年だった。
 声をかけると、彼は人を殺して来たのだと言う。
 怪しい人物だと思ったが、私は、なぜか置き去りにする事が出来ず、少年を家に送ろうと車に乗せた。
 すると、少年は帰る場所がないので私の家に泊めてくれと言う。
 私は仕方なく、翌朝になれば出て行くという条件付きで、自分の住んでいるアパートに、少年を連れ帰る事にした。

 それが、私の生活を変える事になるとは、その時は思いもしなかった。



表紙はともりんさん(@to_mo_ri_n_ )に提供いただきました!
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