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SbM
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頭の中に声が響く。
…………せ……。
それは遠くから。
……しょう……に…………せろ。
いや、近くなのかもしれない。ただ、囁くような声はよく聞き取れない。
それが、どうしようもない焦燥感を煽る。
そ…………に………………かせろ。
同時に、その声は言いようのない不快感をかき立てた。まるで知らないうちに愛機がウイルスに侵されていくような、自分の領域を侵食されているような感覚に耳を塞いでしまいたくなる。
その…………ど……に……をま……せろ。
…………せ……。
それは遠くから。
……しょう……に…………せろ。
いや、近くなのかもしれない。ただ、囁くような声はよく聞き取れない。
それが、どうしようもない焦燥感を煽る。
そ…………に………………かせろ。
同時に、その声は言いようのない不快感をかき立てた。まるで知らないうちに愛機がウイルスに侵されていくような、自分の領域を侵食されているような感覚に耳を塞いでしまいたくなる。
その…………ど……に……をま……せろ。
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