コンビニ行ってくるけど
夜中だった。俺はベランダで煙草を吸っていて、その背中に凌の声を聞いた。
「べつに。」
いつも通り返すと、そっか、と凌もいつも通りの返事をして、部屋を出て行った。そして、それっきりだ。凌は朝になっても、次の夜になっても、その次の朝がきても、帰っては来なかった。男二人の同居生活は、そうやって終わったのだ。
すごく今さらな感想なんですけど、「コンビニ行って来るけどなにかいる?」と聞かれた健人が、「タバコ買ってきてー」とか「飲みものお願ーい」とか言っていたら、凌は帰って来たんじゃないでしょうか。
まあ健人は米が良いって言ってるのにパン買ってくるくらい、最初からはなしが通じてないんですけどw。
関係って、与えてばかりだと疲れるし、もらってばかりだと重くなるけど、そもそも与えてるとかもらってるとかの実感がなければ、続けるのは難しいですよねー。
健人くんたち見てると思います。
読みはじめる前に完結タグに気づいてたので、読みながら
「完結……完結……これで完結なの?
健人はこれが自分と凌の関係性の終わりだと思って生きていくの?」と思いながら読んでました。←せめて、読み終わってから思えw。
でもこれで終わりですよね。健人と凌の中にどんな思いがあったとしても、それを見つめることも進めることも、違う名前をつけてごまかすこともできないのが健人という人間だし、健人の物語としては、必然の帰結だと思います。
年末頃たまたまアルファポリスを見つけて、いくつめかで見つけたのがこのおはなしでした。この手のおはなしは完結までいかないことも多いので、なんとか健人くんの物語の結末は見たい、と祈るような思いで読んでました。
健人と凌のはなしは終わったけれど、ふたりともどこかでもう少し幸せに生きてくれてたら良いな、と思います。
どうもありがとうございました。
朝になって更新されていると私は幸せだけど、健人くんはどっちに向かっているだろうとドキドキしますw。
気持ちって変わるし深まるし、誰のせいでもなく変質するし、そもそもその場の気分でしゃべるのなんか普通のことなんだから、健人くんも昨日の行動を振り返るより、今日の気分で動けば良いのに。
どんな結末が待っているのか分かりませんが、更新楽しみにしています。
健人くんは正直過ぎて可哀想だなあと思います。凌くんにもおかあさんにも、もっとてきとーに向き合えば優しくできるのに。
そんなに上手くできなくても誰も責めないし、なんならそれを上手くできない人間なのは、おかあさんだったら知ってるよって。
こうやって自己嫌悪を積み上げていく健人くんを馬鹿だなあ、と思うのは、健人くんに幸せになって欲しいからなんですけどね。心配です(w。
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