コンビニ行ってくるけど

コンビ二行って来るけど、なにかいる?
 夜中だった。俺はベランダで煙草を吸っていて、その背中に凌の声を聞いた。
 「べつに。」
 いつも通り返すと、そっか、と凌もいつも通りの返事をして、部屋を出て行った。そして、それっきりだ。凌は朝になっても、次の夜になっても、その次の朝がきても、帰っては来なかった。男二人の同居生活は、そうやって終わったのだ。
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