共有物としての男
叔父さんは、共有されているらしい。
その話を聞いたとき、私はまだ子供だったので、なんの話を聞いたのかよく分かっていなかった。共有ってなに? と母に聞いた覚えすらある。
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quon様
感想をありがとうございます
多分、なにか物語に関わることをされている方なんだろうな、と、ずっと思っていたので、演劇をやられていたとのこと、腑に落ちました。それで、物語の解釈の仕方がきちんとquon様なりにあって、明瞭なんですね。
コンビニで、凌の立場になって、どうしたら健人を許せるか、という読み方をなさっていたとのことですが、凌は健人を恨んでいたのか、恨んでいたとしたら、どう自分のなかで決着をつけたのか、私も分かっていないので、quon様がどのように解釈されたのか、とても気になりました。
弓生は孤独だとは思っていましたが、quon様の感想を伺って、彼は本当に芯から孤独だったのだろうな、と、改めて思いました。千香子が大人になって、弓生を理解できるようになることを、弓生自身は望んではいないでしょうし、自分には誰かに理解してもらって関係を築いていく、みたいなことはできないし、最初から望まないことで自分を守る、みたいなところが弓生にはあったのかもしれません。
こちらこそ、ずっと支えていただきました。ありがとうございます。
quon様
毎日感想をくださって、ありがとうございます。とても嬉しいです。
弓生は確かに、楽な方に楽な方に進むタイプですよね。普通に疲れてるんだと思うんですけど、五十鈴に一緒に死んでくれと言われたとき、もっと厄介なこと(弓生的には)を言われなくて、多分ほっとしてすらいたと思います。死ねばいいだけか、みたいな。
「もうそんなこと考えなくて良いよ、良かったね」という言葉は、弓生の物語を読み、理解してくださっているからの言葉だと感じ、作者冥利に尽きるな、と思いました。ありがとうございます。
うちの子たちの中では、弓生には、暗い方に行かないで、と引き留めてくれる相手はいる方だと思うんです。千香子とか、お兄さんお義姉さんとか。それでも、やっぱりこうなってしまうのは、確かに傲慢の結果かもしれませんね。
quon様が弓生にはまったと言ってくださるの、とても嬉しいです。弓生もそれを喜べるようなタイプだったらまだ救いがあるのにな、とも思います。ありがとうございました。
美里
お言葉に甘えて感想を連投します。今日の分の感想でもないし、他作品の感想かも、とか、すごく乱暴な言い方だったりするかも知れませんが。
例えば凌くん失踪の理由として、私は「健人にとって自分が面倒になったらつらいから、その前に自分が消えてしまおう」みたいな物語を想像します。
それが当たっているかどうかは分からない、真実かどうかは想像するしかない、という距離感が作中人物と重なるところが、私が美里さんのはなしにはまる理由なんだと思います。
もっとも健人くんはそういう、自分に都合の良い物語は想像せず、あくまで、自分が駄目だから置いていかれた、くらいにしか思わないでしょうが。
居候の凌くんと違って、弓生さんには住込従業員という大義名分がある。彼を共有することで、兄妹は抱き抱かれることができる。弓生さんは彷徨わずに定住できる。全部win winのはずなのに、弓生さんが開き直れないのは、彼自身が後ろめたいからで、それは彼が誰からも肯定されたことのない人物だからなのだと思います。
そういう誰からも肯定されたことのない、なんなら肯定されたら「勘違いだよ」と言いそうな人たちの物語なところが、私が美里さんの物語にはまる理由です。
的外れかも知れませんが、ファンレターだと思ってもらえたら幸いです。
ところで前回のレスですが、弓生さんは私のストーカーを喜ばないと思います。
むしろ他人の執着を喜べる人なら、ちょっとは幸せになると思います(w。
quon様
ファンレター、すごくすごく嬉しいです。quon様は、言語化が上手な方だなぁ、と毎回思います。私はあまり上手くなくて、健人も凌も弓生もなにを考えているか上手いこと言語化できていないし、プロットや人物設定を作れないまま話を書いているので、登場人物との距離感があるのかな、と思いました。私も凌がなんで消えたのか分からないで書いていましたし、今でも分からないし、それでも消えてしまったのは仕方ないから、読む方にお任せします、みたいなところがあります。
弓生がずっと後ろめたいのは、確かにな、と思いました。肯定されたことがないし、自分で自分を肯定することもできないから、なにをしていてもずっと後ろめたいのかもしれません。
どうして私の書くものを気に入ってくださるのかを、quon様が上手に言語化してくださるので、自分が書いたものを客観的に見ることができて、そういう考え方もあるのか、と、新しい見方ができていつも驚きますし、まだ頑張って書けるな、と、思えます。いつもありがとうございます。
確かに弓生は、ストーカーされても喜ばなそうですね。ちょっと笑ってしまいました笑
美里
うっかり6時30分に見にきて、「え。今日は更新なし?」と一瞬思いました(w。←ストーカーかよっ。
39話の分までは、ある意味展開が分かってたんで、40話の更新がすごく、なんというか、楽しみだけど怖いというか、やっぱりなんというか、なのです。←語彙力(w。
自分がなにとも誰とも関われないことに、「さみしい」みたいな名前をつけられない人は意外といて、美里さん世界はそういう人が多いのかな、と思っています。そういうカテゴライズは不本意かも、ですが。
池上さんの物語の結末が、待ち遠しいけど怖いです。私、池上さんのストーカーなので(w。
quon様
池上のストーカーになってくださって嬉しいです。彼も喜んでると思います笑
楽しみにしてくれている人がいると思うと、毎朝投稿していく勇気が出ます。
どんなカテゴライズでも、不本意だと思うことはないです。物の見方は十人十色だとも思うのですが、その一端に触れられる気がして興味深いし、カテゴライズするくらい読み込んでくださっていることがなにより嬉しいです。
さみしいと言えないひとが多いのは、そうかもしれません。さみしいと言ってしまったら、それでもう張れる虚勢もなくなって生きていけなくなるタイプとか、そもそもずっとさみしかったからさみしさを自覚できないタイプとか、さみしいのは自業自得と察しているタイプとか、色々いるのかもしれません。
池上の結末を怖いと言ってくださるほど、彼に愛着を持ってくださっていること、なにより嬉しいです。ありがとうございます。
美里
池上さんへの感情移入が強過ぎて、「展開に文句を言わない」という己の禁忌を冒してしまいそうなので感想は控えていますが、毎日楽しみに見ています。
池上さんには同情するのは、彼が幸福になることに対して、あまりにも無力で「責めたら可哀想だろ」と思うからです。
現状を変える努力をすればなにか変わったかも知れない他のキャラとは違い、この歪な宇宙を壊さない役割を与えられ、そこでなら生きていけると思っているのに、なんでみんな邪魔するんでしょうか。
かといって、他人の媒介でしかない存在になることが、幸せだとも思わないけど。色々可哀想でつらいです。←語彙力(w。
quon様
感想をありがとうございます。とても嬉しいです。そして、自分の禁忌を冒しそうになるほどの感情移入をしてくださっていること、加えて、毎日楽しみにしているとのお言葉、なにより嬉しいです。
他の登場人物と池上を比べて考えたことがなかったですが、quon様がおっしゃるのを聞くと、池上は確かに、特に上手く自分の居場所を作れないひとなのかなと思いました。ずっとあちこちを放浪していたのもそのせいなのかもしれませんし。
展開に文句を言うことを禁忌としていらっしゃるとのことですが、私は全然構わないので、感想を寄せていただけたらありがたいなぁと思いました。誰かが読んでなにか感想を持ってくれているという実感が、なによりの励みになり、また今日も小説書こうという気力が湧きます。ありがとうございました。
美里
常日頃「可哀想」とか「幸せになって欲しい」とか言ってるわりに、美里さん世界の住人に同情する気持ちは薄いんですけど(可哀想とは思いつつ、「でも自業自得だよな」とも思うから)池上さんはすごく私の「可哀想」を刺激します。たぶん美里さんのキャラにはめずらしく、自分の内面や周囲への気持ちを語っているからだと思います。
終わった物語のキャラクターに幸せを祈る時、なにがその人の幸せかとか考えないんですが、「幸せに→なる」時には現状の変化があるわけで、池上さんへの気持ちは、「不幸でも良いからほっといてあげて」って感じかも知れません。そう言いつつ、なにが池上さんの幸せかは分からないのですが。
quon様
感想をありがとうございます。とても嬉しいです。
書きながら他の登場人物と比べることがないため、池上が特に可哀想だとも思っていませんでしたし、特に内面や周囲への気持ちを語っているとも思っていませんでしたが、言われてみればそうかもしれません。そういう意味で素直な人物なのかもしれませんね。
私にも彼の幸せがなにかは分からないですが、どうしても話を進めるにあたって、放って置くわけにもいかず…ですね。できれば幸せになってほしいとは私も思います。
いつもながら、登場人物の幸せを願ってくださり、感想まで寄せていただき、大変感謝しております。是非また感想をいだければ喜びます。
美里