とある貴族夫人に対する加害者の供述~そんなつもりじゃなかったんですっ!?~
平民が貴族を害すれば、よくてブタ箱入り。強制労働や鞭打ちなどの刑罰が科せられ、最悪は死刑。
だというのに、とある貴族家で使用人が大量に解雇された後、憲兵に捕縛された。
罪状は、貴族夫人に対する虐待。訴えたのは、件の虐待された貴族夫人の夫。貴族家当主。
当主の強い訴えにより、元使用人達が大量に逮捕された。
貴族夫人は、医師の診察により栄養失調と衰弱が見られ、発見があと数日でも遅れれば死亡していた可能性あり。夫人の身体に傷跡など暴行を受けた形跡は無し。
当主が命令を下し、家ぐるみでの悪質な虐待を疑っていたが、当の貴族当主は『妻のことを愛している』、『自分が留守の間に使用人達が勝手にやったこと』、『自分は愛する妻がこのような酷い状況に陥っているとは思わなかった』、『使用人達には厳罰を望む』と供述。
そして、平民の使用人達の供述だが――――
違うんです、違うんです、貴族に危害を加えるつもりなんてなかったんです!
わたし、違うんです! あのおんっ……いえ、その、お、奥様……です。
奥様に手を出したり、暴力を振るったりなんてしてません!
嫌がらせも……酷いことなんて、してません! 本当です、本当なんです!
助けてください、助けてください! 縛り首なんて嫌です!
『ご当主に冷遇された後、溺愛された奥様は・・・お亡くなりになられました。』の、使用人の言い分。
設定はふわっと。
だというのに、とある貴族家で使用人が大量に解雇された後、憲兵に捕縛された。
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貴族夫人は、医師の診察により栄養失調と衰弱が見られ、発見があと数日でも遅れれば死亡していた可能性あり。夫人の身体に傷跡など暴行を受けた形跡は無し。
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そして、平民の使用人達の供述だが――――
違うんです、違うんです、貴族に危害を加えるつもりなんてなかったんです!
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奥様に手を出したり、暴力を振るったりなんてしてません!
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