『悪役令嬢を断罪したつもり? それ、私じゃなくて“本物の聖女”だったんですが』
王都の広場で、侯爵令嬢リリアナは断罪され、爵位と婚約を奪われた。
「聖女エミリアを妬んだ悪女」として。
だが、断罪の光の中で真に啓示を受けたのは、皮肉にもそのリリアナだった。
「――その聖女、偽物ですわ」
すべてを見透かしたように告げた彼女を抱き上げたのは、王国最強と名高い氷の魔導師レオン。
「お前は、俺の婚約者だ」
そう告げられた瞬間から、世界が一変する。
偽りの聖女、後悔する王太子、崩れゆく王国。
その中でただ一人、誇り高く美しく微笑むのは──“本物の聖女”だった。
これは断罪されたはずの令嬢が、“すべてを取り戻し、溺愛され、聖女として覚醒する”までの、逆転ざまぁ&激甘ラブファンタジー。
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