ロコノミシリノ
「無害、無価値、無味無臭? でも、私の世界はこのゲーセンで閉じてていいの」
将来の夢もなく、冴えない毎日をやり過ごしていた女子高生・神林璃乃(りの)。彼女の唯一の密かな才能は、絵を描くこと。
そんなある日、地元のゲームセンターで、息をのむほど美しいお嬢様・美野こころと最悪で最高な出会いを果たす。
トゲのある態度で璃乃を翻弄するこころだったが、実は彼女の正体は、璃乃が大ファンであるネット小説家『ロコノミ』氏だった!
「私の小説の挿絵を描きなさい。断ったら絶交」
強引に始まった二人の共同創作。
眩しいほどの才能と、強引なこころの熱意に引っ張られ、璃乃の世界は鮮やかに色づき始める。
だけど、こころが急ぐ文字の裏には、あまりにも残酷で切ない「タイムリミット」が隠されていて――。
凸凹な二人が駆け抜けた、ひと夏の眩しすぎる創作青春ストーリー。
彼女が遺した日記の最後、そこに綴られていた本当の想いとは?
――「忘れない。忘れるわけない。こんな美少女のこと」
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