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“闇の聖女”ルピティナ監禁END

囚われた娼婦(番外編※ルプスルートバッドエンド2 )

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お待たせしました。
今回は番外編です。
前回のルプス異母弟ルートで、少しだけ出ていたゲームのルプスルートバッドエンド2です。
以下の要素がございますので、苦手な方はUターンでお願いいたします。

※親近相姦
※監禁
※無理矢理
※3P
※拘束
※孕ませ


ーーーー



「んん、あれ、ここは……」

 ルピティナはルプスが贈ってくれた薄紫色で胸下のリボンの切り替えから、真っ白な透けてるレースの裾にかすみそうの刺繍が施されたエンパイアドレスを身に纏い、天外付きのベッドの上で目覚める。
 そこは公爵邸の自室と、家具や調度品、レイアウトも何もかも一緒だが、外へ繋がる窓やドアはなく “ 深紅の牢屋 ” が異様な雰囲気を醸し出していた。

「まさか “ ルピナスの箱庭 ” の “ 隠れ部屋 ” なの……」

 ルピナスの箱庭は、貴族御用達の “ 高級娼館 ” であり、この “ 隠れ部屋 ” は通常よりも、高額な金額をルピナスの箱庭の “ 主 ” に支払い、公には出来ない  “ 特定の男性専用 ” の “ 隠れ娼婦 ” を囚われる “ 牢屋 ” だ。

「ダメ、開かないッ!」

 ルピティナはガシャガシャと、牢屋の入り口を何度も開こうとするが、固く閉ざされてびくともしない。 こうなったら、

「〈氷柱アイシクル〉」

 魔法で壊そうと、魔法詠唱するが、

「魔法が発動しないッ!! どうして!?」

 ルピティナはこのままじゃいけないと、脱出する方法を探そうと深紅の牢屋の中を見回し、自分がうつった鏡台に、首元と両手首に複雑な魔法文字が彫られ、継ぎ目のないシルバーの首輪と腕輪に気付く。

「これって魔法を封印する魔法道具マジックアイテム “ 快楽の縛りプレジャー・バウンド ” !!」

 この “ 深紅の牢屋 ” は、あのルートの “ バッドエンド2 ” で、ここに来るのは “ あのふたり ” しかいない。
 そして “ ゲーム ” の中で1、2位を争うぐらい、最悪な魔法道具マジックアイテムが、自分にされている状況にルピティナは血の気が失せ震え出す。

「……早く……ここから……脱出しなっきゃ」

 コツコツと、控えめなふたり分の靴音がルピティナの耳に聞こえ、ビクッと身体を強ばらせる。

「おや」
「……ああ、睡眠薬くすりがきれて、起きたんだね」

 普段とは違う、穏やかで低めな男性の声と、まだ声変わりしていない少年の声が、ルピティナの背後、深紅の牢屋の外側から聞こえる。
 この声の主達が、誰か分かるルピティナは、 “前世 ” の記憶を思い出してから、一番行きたくなかった “ ルート ” に辿り着いた恐怖で後ろを振り向けない。
 男性は後ろから、ルピティナの小刻みに震える頬を慈しむよう右掌で撫でる。 40歳手前の剣など握ったことがない、文官らしい豆が出来てない綺麗な手のひらだ。
 左手でルピティナの薄紫色の柔らかい髪を弄びながら、

「どうしたルピティナ。 父を……私を無視なんて、いけない子だな。 なぁ、ルプス。 そう思わないか?」
「まだ目覚めたばかりで状況を理解出来てないのでは」
「それもそうだな。 ルピティナよく聞きなさい」
「あっ、やめ……。 ……ッ」

 ルピティナの実父である公爵当主は、ルピティナの顔を無理矢理自分の方へ向かせ唇を奪う。

「……っ、 ……っ!」
「……はぁ。 王太子殿下から “ 婚約破棄 ” されたお前は表向きは修道院に送られたが、秘密裏にルピナスの箱庭へ、私とルプスの “ 愛の檻 ” へ拐ってきた」
「や……やっ……やめ……てぇ」

 ルピティナがいくら拒絶しようが、そんな事は関係ないと言うように、深く舌と舌が絡む口付けになっていく。

「いや、やめてぇルプス!!」
「 “ 婚約破棄 ” されてしまった、お姉様が悪いんですよ」

 ルピティナの制止を無視したルプスは悪びれもなく言うと、ルピティナの両足を大きく左右に広げパンティーの奥へ秘部に自身の指を2、3本を出し入れするように掻き回す。

「ひゃ……あっ、あぁ」

 いつの間にか抱えられてベッドへ運ばれ、ルピティナは公爵当主に寄り掛かるように座り、公爵当主はルプスが左右に広げたルピティナの両足にある “ 快楽の縛りプレジャー・バウンド ” の鎖をベッドの上、天外の左右から垂れ下がっている鎖へ繋げて固定し、手元にある装置のボタンを押す。

「あっ、あぁ、あぁ」

 ダメっ! 媚薬が投入されて!! おかしくなる!!!!

「お父様、見てください。 ドレスの上からも、お姉様の胸元の先がたってるのが分かります。 それに愛液もとめどなく溢れてきます。 “ 快楽の縛りプレジャー・バウンド” の効果は偉大ですね 」
「そうだろう。 さぁ、ルプスお前から先に」
「……え。 お父様からではなくてよろしいんですか?」
「なに、ルピティナの処女はじめてを譲るくらい問題ないさ」
「そうですか。 では」
「や……やめて……ルプス。 お願い……」

 ルピティナは自分の願いがルプスに聞き届けられないと分かりつつも懇願するしかなかった。 ルプスはズボンを脱ぎ自身のそそりたつ半身を取り出すと、じわじわと焦らすようにルピティナの秘部に埋め込んでいき、ルピティナの胸元に『黒薔薇』が咲き誇る。

「あ……あぁ。 入って……いく……」
「お姉様の中、温かくて気持ちいいっ」
「ルプス、ルピティナ。 お互いのはじめてを奪った気分はどうだ?」
「最高……ですッ!」
「そうだろう。 私も異母眛いもうと……ルプスお前の母の処女はじめてを奪ったときは幸せだった」

 ルプスはゆっくりとルピティナの中から上下へ出し入れをはじめ、

「あ……あぁ、いゃ」
「ルプス、痛みはないんだ。 好きなように動きなさい」
「……っ。 はいっ」
「やっ、まって、やっ……あっ、ぁあ」
「さぁ、ルピティナ。 私のも慰めてくれ……」
「んんッ」

 公爵当主の実父の、そそりたつ半身がルピティナの柔らかく生暖かい口の中へ無理矢理入っていく。

「んん、んんっ」
「そうだ。 優しく舐めるんだ、歯はたててはだめだぞ。 お前は “ 深紅の檻ここ ” で、私達を慰め “ 後継ぎ ” を……ルプスと私の子を生んでもらうのだからな。 それが “ 婚約破棄 ” されたルピティナの新たな “ 役目 ” だ。 分かったな」
「んん、んん……んん」

 嫌々と頭を左右に振るルピティナを見た公爵当主は、

「……くっ。 仕方ないだろう。 我が家の男子は “ 光の男神 ” の呪いで “ 血縁 ” しか愛せないのだから……」
「んっ。 お姉様、出ます。 受け止めて下さいっ!!」
「んーーッ!!??」

 ルピティナは自分の中に熱いものが、どくどくと注がれるのを感じながら、実父と異母弟おとうとの歪んだ愛が溢れる、この “ 深紅の檻愛の檻 ” から逃れられないと悟り、一粒の涙を流すのだった――……。

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