死亡フラグの立ったモブに転生した僕は、あえて勇者のパーティーから追放されてみた〜転生特典を手にスローライフする〜

勇者パーティーに所属していた青年ノアは、ある日、リーダーの勇者から追放を言い渡される。
理由は才能の無さ。
どうにかしてパーティーに残ろうとするノアだったが、勇者らの決意は固く、あっさりと見捨てられてしまう。

しかし、勇者が消えた部屋で彼は笑った。
「やっと追放された!」と。
全てはノアが仕向けた作戦通りの展開だった。あえて無能を演じ、自らの死亡フラグを避けるために本来の力を隠し通したノアは、憂いも柵も捨てて自由を手に入れる。

なんと彼は、日本と呼ばれる国で過ごした前世を持つ転生者。
尽きることのない無限の魔力と、魔王や魔族のみが持つという闇魔法をその身に宿し、理想のスローライフを送る——!

え? ストーリーが変わったことで問題が起きた? 知らん知らん。
全部勇者が解決してくれるでしょ。

無自覚な無双。ハーレム。逃げられぬ勇者との因縁。
これは、勇者が世界を救う物語——ではない。
とある少年が何故か世界を救ってしまう物語——かもしれない。
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