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キャンプイベント-2
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「はぁ、はぁ…疲れた。」
「にゃ」
周りを見ると結構な人が集まっていた。
『おいあそこの子、』『白の死神ちゃんだ!』『いや、天使様では?』『いやいや、女神様だろ?』『は?』『は?』『何の言い合いだよ…』『猫乗っけてる…』『もふもふ!』『猫…美少女…はっ!』『衛兵こいつです。』『可愛い…』
「なんか…めっちゃ見られてる…。」
「にゃー…」
フードを深く被ってるはずなのにと考えながら頭を触ると普通に髪の感触が伝わる。どうやらしているつもりで被ってなかったらしい、フードを今度はきちんと被り隅のベンチに座る。
「えと、あと数分か…」
「にゃにゃ…」
恥ずかしさを紛らわす為にタイムを見ているとクラハが肩から降り腕に擦り寄ってきた。
「ふぁ…かぁぃぃ…」
『『『『『グファッ!?』』』』』
「っ!?…?」
顔が緩むのを感じながらもクラハをモフっていると周りからそんな何か吐いてしまったような声とともに何人かが地に崩れ倒れた。
「…お、oh...」
何が起きたのか知らななかお腹が空いたので前に作ったハンバーグを2つ取り出す。
「あ、クラハハンバーグ食べれるかな…本物じゃないし大丈夫…?」
猫に玉ねぎはだめだということを思い出し少し躊躇うがリアルではない事も思い出し少し混乱する。
「にゃ?」
「だ、大丈夫…だよね?」
そうしてそっとクラハの前にハンバーグを置く、
「……。」
「ん、大丈夫そう」
少し匂いを嗅いでからゆっくりと食べ始めるクラハを見てから自分もハンバーグを食べた。
━
「…んく、美味しかった。」
「にゃ」
水を飲んで一息ついてから残り時間を確認する。
「お、残り20秒だ」
俺は立ち広場の中央付近(端)に向かった。
「4、3、2、1」
0になったと同時にアナウンスが流れる。
«これより広場にお集まりの皆さんを無人島へご招待致します。»
«今回は4時間を10日に伸ばしての無人島生活!»
«ぜひ楽しんでくださいね!»
次に周りからパリンパリンと音が響いていくそちらを見ると青いポリゴンにアバターがなっていた。
そして自分も、
「クラハ」
「にゃ!」
クレハは一鳴きしてから頭に乗る。
«それでは良いサバイバルを!»
パリンッ━
「…ん、ここは」
「んにゃ?」
目を開けると目の前には木、木、木…どうやら森の中らしい、とそこでまたアナウンスが流れる。
«サバイバルPt100与えられました。»
«このサバイバルでは戦闘、探索、物作りをするとその成果に伴いPtが貰えます。»
«Ptはサバイバル終了の後、アイテムなどと交換可能です。»
«それではサバイバルをたのしんでください!»
「ふむ、ならまずは拠点作りをしよ!」
「にゃ!」
と、言うわけで拠点を作ることにした。
「て言ってもまず木を伐採だね」
糸を指からだし固く細くするのではなく固く薄くする。
「よし、せーのっ!」
シュッ!…ゴゴッ
「…ざっと3本かな?」
「にゃ?」
それを繰り返しボックスに木を入れていく
「木かぶは要らないのは抜いちゃっているのは少し整えるか」
椅子にするように木かぶを選び他の木かぶをボックスに入れていく、
「さて、次は家造りだ」
ボックスから一つの木を取り出す。
「えと、確か簡単なログハウスって…いや分からんよ」
とりあえずで机を作ることにした。
「まずはこの木を程よい薄さにカットして、」
スパパパ…
「味を出すために2つは端を綺麗にするだけ、他は端も切ってそしてくっつける」
レゴみたいに凹凸を作りそれで木と木をくっつけていく、
「よし、あとは足だな」
«スキル【作成Lv】を獲得しました。»
「お、良いね」
するとどんなのが作りたいのかのデザインと作り方の設計図が現れる。
「ふぁ!?…あ、スキルのやつね、びっくりした。」
「にゃ」
そうして足を作り板に取り付けて机を完成させた。
「出来た。」
«スキル【作成Lv3】に上がりました。»
「ん?おぉ!バリエーションが増えた!しかもログハウスも何個かある!嬉しいなぁ」
「にゃぁ」
そして次はログハウスの建築に取り掛かった。
━
「できたぁ!」
「にゃにゃ!」
「わわ、ごめんね?」
大きい声を出したことでクラハはびっくりしこっちを見てきた。
「クラハできた。家」
「にゃ」
クラハを頭に乗っけて出来たてのログハウスに入る。
「あ、そうだ【エリア】っとこれでよし」
スキル【エリア】の存在を思い出し使ってみた。何かしら出てくるかなと思ったが何も無く少しがっかりしたのは気にしないことにする。
「さて、ここら辺かな?展開」
ポンッと言う音と共に簡単な調理するためのものがいくつか出てくる。
「えっとこれはここでこれはここっと、よしっと、キッチンの完成」
キッチンを完成させ、周りを見ていく
ベットはふかふかの糸を敷き詰めた布団とかだったりで出来ており、ソファなども、リビングは木で作った椅子と机を、ちなみに外には木かぶの椅子と最初に作った机が置いてある。
「うん、もうこれは家だ」
家を作ったのだから当たり前である。
「ふぁ…眠い…」
色々したことで疲れたのか眠気が湧いてきた。眠いので寝室へ向かうと、
「あ、クラハそこ俺のベット…」
クラハはベットの真ん中あたりでぐでぇと伸びて寝ていた。
「むー、仕方ない…よいしょっと」
「にゃー…」
「俺が寝れないからだめ、一緒に寝よ?」
「にゃ」
「良かった。おやすみクラハ」
「にゃー」
クラハを持ち上げた時少し不機嫌になったが一緒に寝る事で何とかなった。そうして2人?1人と1匹?で一緒に眠りについた。
«一日目のサバイバルPtを獲得しました。»
「にゃ」
周りを見ると結構な人が集まっていた。
『おいあそこの子、』『白の死神ちゃんだ!』『いや、天使様では?』『いやいや、女神様だろ?』『は?』『は?』『何の言い合いだよ…』『猫乗っけてる…』『もふもふ!』『猫…美少女…はっ!』『衛兵こいつです。』『可愛い…』
「なんか…めっちゃ見られてる…。」
「にゃー…」
フードを深く被ってるはずなのにと考えながら頭を触ると普通に髪の感触が伝わる。どうやらしているつもりで被ってなかったらしい、フードを今度はきちんと被り隅のベンチに座る。
「えと、あと数分か…」
「にゃにゃ…」
恥ずかしさを紛らわす為にタイムを見ているとクラハが肩から降り腕に擦り寄ってきた。
「ふぁ…かぁぃぃ…」
『『『『『グファッ!?』』』』』
「っ!?…?」
顔が緩むのを感じながらもクラハをモフっていると周りからそんな何か吐いてしまったような声とともに何人かが地に崩れ倒れた。
「…お、oh...」
何が起きたのか知らななかお腹が空いたので前に作ったハンバーグを2つ取り出す。
「あ、クラハハンバーグ食べれるかな…本物じゃないし大丈夫…?」
猫に玉ねぎはだめだということを思い出し少し躊躇うがリアルではない事も思い出し少し混乱する。
「にゃ?」
「だ、大丈夫…だよね?」
そうしてそっとクラハの前にハンバーグを置く、
「……。」
「ん、大丈夫そう」
少し匂いを嗅いでからゆっくりと食べ始めるクラハを見てから自分もハンバーグを食べた。
━
「…んく、美味しかった。」
「にゃ」
水を飲んで一息ついてから残り時間を確認する。
「お、残り20秒だ」
俺は立ち広場の中央付近(端)に向かった。
「4、3、2、1」
0になったと同時にアナウンスが流れる。
«これより広場にお集まりの皆さんを無人島へご招待致します。»
«今回は4時間を10日に伸ばしての無人島生活!»
«ぜひ楽しんでくださいね!»
次に周りからパリンパリンと音が響いていくそちらを見ると青いポリゴンにアバターがなっていた。
そして自分も、
「クラハ」
「にゃ!」
クレハは一鳴きしてから頭に乗る。
«それでは良いサバイバルを!»
パリンッ━
「…ん、ここは」
「んにゃ?」
目を開けると目の前には木、木、木…どうやら森の中らしい、とそこでまたアナウンスが流れる。
«サバイバルPt100与えられました。»
«このサバイバルでは戦闘、探索、物作りをするとその成果に伴いPtが貰えます。»
«Ptはサバイバル終了の後、アイテムなどと交換可能です。»
«それではサバイバルをたのしんでください!»
「ふむ、ならまずは拠点作りをしよ!」
「にゃ!」
と、言うわけで拠点を作ることにした。
「て言ってもまず木を伐採だね」
糸を指からだし固く細くするのではなく固く薄くする。
「よし、せーのっ!」
シュッ!…ゴゴッ
「…ざっと3本かな?」
「にゃ?」
それを繰り返しボックスに木を入れていく
「木かぶは要らないのは抜いちゃっているのは少し整えるか」
椅子にするように木かぶを選び他の木かぶをボックスに入れていく、
「さて、次は家造りだ」
ボックスから一つの木を取り出す。
「えと、確か簡単なログハウスって…いや分からんよ」
とりあえずで机を作ることにした。
「まずはこの木を程よい薄さにカットして、」
スパパパ…
「味を出すために2つは端を綺麗にするだけ、他は端も切ってそしてくっつける」
レゴみたいに凹凸を作りそれで木と木をくっつけていく、
「よし、あとは足だな」
«スキル【作成Lv】を獲得しました。»
「お、良いね」
するとどんなのが作りたいのかのデザインと作り方の設計図が現れる。
「ふぁ!?…あ、スキルのやつね、びっくりした。」
「にゃ」
そうして足を作り板に取り付けて机を完成させた。
「出来た。」
«スキル【作成Lv3】に上がりました。»
「ん?おぉ!バリエーションが増えた!しかもログハウスも何個かある!嬉しいなぁ」
「にゃぁ」
そして次はログハウスの建築に取り掛かった。
━
「できたぁ!」
「にゃにゃ!」
「わわ、ごめんね?」
大きい声を出したことでクラハはびっくりしこっちを見てきた。
「クラハできた。家」
「にゃ」
クラハを頭に乗っけて出来たてのログハウスに入る。
「あ、そうだ【エリア】っとこれでよし」
スキル【エリア】の存在を思い出し使ってみた。何かしら出てくるかなと思ったが何も無く少しがっかりしたのは気にしないことにする。
「さて、ここら辺かな?展開」
ポンッと言う音と共に簡単な調理するためのものがいくつか出てくる。
「えっとこれはここでこれはここっと、よしっと、キッチンの完成」
キッチンを完成させ、周りを見ていく
ベットはふかふかの糸を敷き詰めた布団とかだったりで出来ており、ソファなども、リビングは木で作った椅子と机を、ちなみに外には木かぶの椅子と最初に作った机が置いてある。
「うん、もうこれは家だ」
家を作ったのだから当たり前である。
「ふぁ…眠い…」
色々したことで疲れたのか眠気が湧いてきた。眠いので寝室へ向かうと、
「あ、クラハそこ俺のベット…」
クラハはベットの真ん中あたりでぐでぇと伸びて寝ていた。
「むー、仕方ない…よいしょっと」
「にゃー…」
「俺が寝れないからだめ、一緒に寝よ?」
「にゃ」
「良かった。おやすみクラハ」
「にゃー」
クラハを持ち上げた時少し不機嫌になったが一緒に寝る事で何とかなった。そうして2人?1人と1匹?で一緒に眠りについた。
«一日目のサバイバルPtを獲得しました。»
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