【完結】王子の本命~姫の護衛騎士は逃げ出したい~

ある日ミラルカ皇国の姫、アルメリアが大国ブルーグレイ王国へと嫁ぐことが決まった。
ブルーグレイ王国の王子は大層見目麗しいと聞くが、性格は残忍で気に入らない者はすぐさま殺されるのだと噂される人物だった。
そんな彼の元へ政略結婚とはいえ嫁がなければならなくなったアルメリアは、初夜の日護衛騎士である俺───アルフレッドへと告げた。

「私の代わりに初夜に行ってきてちょうだい」
「…………は?」
「護衛騎士は私を守るためにいるのでしょう?行ってきて」

正直言われている意味が分からなかった。
そんなもの、どう考えても無理に決まっている。
何故なら俺は女ではなく男なんだから。
それなのに────どうしてこうなったんだろう?

「初夜に来たのは他の誰でもないお前だろう?アル。だからお前が俺の花嫁だ」

王子はニッコリ笑って俺が嫁だと言うけれど、そんなわけあるかーーーーー!!

これはおかしな夫婦に挟まれて翻弄される護衛騎士の物語。


※R-18多めです。
※最初は短編でしたが、なんだかんだ長くなったので長編に変更しました。
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