週末の猫守り旅~母の遺した不思議な御朱印帳~
私は秋山春香、40歳の会社員。
人事異動で、25歳の後輩が直属の上司になった。
私には何もないのだと、会社から言われたような気がした。
気分転換に、休みの週末に空き家となってしまった実家の掃除と遺品整理に行く。
そこで見つけたのは、母の名前が書かれた、猫や肉球のフェルトが貼られている手作りの御朱印帳。
突然、御朱印帳がお日様のようにポカポカと光り出した。
引き寄せられるように御朱印帳を開くと、最初の1ページ目にある御朱印の日付が、来週の土曜日になっていた。
来週の土曜日にこの神社に行くと、何が起こる?
そのわくわくが、立ち止まってしまった自分を変えてくれるような気がした。
自分でも変わりたいと思った。
その神社で、迷子になった猫を捜す女性と出会う。
勇気を出して手を差し伸べたことをきっかけに、不思議な御朱印帳が私を新たな出会いへと導いていく。
行く先々の神社で、猫に関する困りごとが待ち受けていた。
御朱印帳もまた行く先々で不思議なことが起こり、助けたいと思う私の背中を押してくれる。
そうしていくうちに、私の心も、周りの環境も解けていった。
そんな私の週末の猫守り旅の果てに待ち受けているのは——
人事異動で、25歳の後輩が直属の上司になった。
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そんな私の週末の猫守り旅の果てに待ち受けているのは——
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