僕にだけ神様が見えない
ベルモンド商会の次男レン・ベルモンドは悩んでいた。この小さな町、ノースタウンで自分だけ神様が見えない。町のみんなは虚空に向かって挨拶をする、笑いかける、レンは見えないことを隠すため必死に見えるよう振る舞う。
ある日、王都から魔法使いの伯爵一家がやって来た。
偶然、伯爵令嬢ダフネと親しくなったレンは彼女を連れて町を案内していた。その時ダフネが言った。
「ねえ、何で誰もいないところに向かってみんな挨拶するの?」
レンは驚いて…。
ある日、王都から魔法使いの伯爵一家がやって来た。
偶然、伯爵令嬢ダフネと親しくなったレンは彼女を連れて町を案内していた。その時ダフネが言った。
「ねえ、何で誰もいないところに向かってみんな挨拶するの?」
レンは驚いて…。
あなたにおすすめの小説
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
私のことは放っておいてください、旦那様
「君を愛することはない。私には心に決めた人がいる。形だけの妻として、大人しく過ごしてくれ」
アルベルトの声音には、一切の感情が籠もっていない。
しかし、新婦であるエルザの胸中に去来したのは、悲哀ではなかった。
(……え? 本当にいいの?)
エルザは睫毛を微かに震わせ、俯いた姿勢のまま、必死に口元の歪みを抑えていた。
(愛されなくていい。つまり、妻としての情愛を強要されない。旦那様の機嫌を伺って、夜怯える必要もない。しかも、公爵家の潤沢な予算で衣食住は完全に保証されている……。これって、最高に割の良いニート生活の始まりじゃない!?)
エルザの脳内では、すでに薔薇色の未来予想図が高速で描かれ始めていた。
旦那様にはどうぞ心に決めた愛人の方と、末永く仲良くしていただきたい。
自分はその影で、誰にも邪魔されずに読書をし、お菓子を食べ、庭をいじり、自由という名の果実を貪るのだ。
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
はっきり言ってカケラも興味はございません☆まもなく書籍化★
私の婚約者様は、王女殿下の騎士をしている。
病弱でお美しい王女殿下に常に付き従い、婚約者としての交流も、マトモにしたことがない。
まぁ、好きになさればよろしいわ。
私には関係ないことですから。
見捨てられた(無自覚な)王女は、溺愛には気付かない
精霊に護られた国ルテリアル。精霊の加護のお陰で豊かで平和な国ではあったが、近年ではその精霊の加護も薄れていき、他国から侵略されそうになる。戦いを知らない国王は、スネフリング帝国に助けを求めるが、その見返りに要求されたのは──。
精霊に護られた国の王女として生まれたにも関わらず、魔力を持って生まれなかった事で、母である王妃以外から冷遇されているカミリア第二王女。このカミリアが、人質同然にスネフリング帝国に行く事になり─。
❋独自設定有り。
❋誤字脱字には気を付けていますが、あると思います。すみません。気付き次第修正していきます。
待ちに待った卒業式~そうだ、テンプレで行こう
卒業式──ローレンにとっては人生の再スタートの日。
才色兼備の侯爵令嬢である彼女は、残念王子レオンとの婚約を終わらせるため、この日を待っていた。
ところが式典が始まると、王子はテンプレ通りに婚約破棄を宣言するものの、
その後の展開が 全部ズレていく。
嫋やかと言われるはずの新恋人キャシーは奔放で、
王子は鳥頭で話が噛み合わず、
会場は途中退場者が続出。
そして極めつけは──
王太子ディアスが乱入し、ローレンに求婚。
「え?テンプレどこ行った?」
婚約破棄から始まるはずの人生が、思わぬ方向へ転がっていく。
冷静で賢いローレンが、卒業式のカオスを華麗に乗り切る痛快コメディ。
患っているのは貴方達では?
第三王女が“不治の病”にかかり、その症状を緩和出来るのは近衛騎士のヴァルランだけ──。
そのヴァルランの婚約者であるミザリーは、“王女と騎士の叶わぬ恋”に酔う周囲と婚約者にウンザリしていた。
そんな中、ミザリーにも“不治の病”に似た症状が現れ──?
王女と病弱幼馴染みテンプレを混ぜて仮病じゃないパターンで練ってみました。