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2話 私に理不尽な一方的な婚約破棄を告げた元婚約者は死にました。ざまぁ(笑)スカっとしますね。テンションが高まります

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 「お兄様、アラヤム、お休みの所悪いけれど一度起きてもらえるかしら」
 お兄様とアラヤムがベッドで寝ていたので、一度起きてもらいます。
ピライロ:「おはよう、ハエルア。パライヨカとフヌタニはもう殺したのか」
ハエルア:「ええ、当然でしょう」
ピライロ:「パライヨカもフヌタニもその手駒もは死ぬにはまだ若すぎたんじゃないか」
ハエルア:「はぁ?男爵令息の弟分になるならその時から死なんて覚悟しておくものでしょう。
覚悟していなくても関係なく殺すけれどね。それに、パライヨカやフヌタニ達だけでなくお兄様の家来も兵隊も全員殺すのよ」
ピライロ:「そうか、覚醒したってやつか。マミエルも殺してきたんだろう」
ハエルア:「ええ、スカっとしたわ。今まで私を虐げてきたマミエルが、あんなにもあっさりと死ぬんだもの。
楽しかったわ。気持ちよかったわ」
まったく、お兄様は話しが長いですね。
時間の無駄なのでお兄様を殺してあげました。
ざまぁ(笑)
無能な馬鹿程話しが長いものです。
だからお兄様は私に殺されるのです。
ふふふ、これでイサーコフス男爵家の次期当主は私ですね。
アラヤム:「元気そうだな。毎日のように顔は合わせてたけどな」
ハエルア:「アラヤム、私貴方の事愛してたのよ」
アラヤムを殺しました。
私に理不尽な一方的な婚約破棄を告げた元婚約者は死にました。
ざまぁ(笑)
スカっとしますね。テンションが高まります。
ふふふ、なんでか私は今とても幸せです。
多幸感ってやつですかね。
お父様お母様も私の事を蔑ろにして虐げてきましたからね。
マミエルとピライロの家来兵隊を殺したら、
次はお父様お母様ですね。
きっととても幸福になれるのでしょう。
楽しい楽しい。
私を虐げる者私を蔑ろにする者、全て殺しましょう。
とてもすっきりします。
私は虐げられ蔑ろにされお兄様にアラヤムを奪われ、心が壊されてしまったからでしょうか。
お兄様もマミエルもアラヤムが居なくなってもまったく寂しくも悲しくもありません。
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