無神論者のダンジョン革命~ダメダメな僕は幼馴染に依存する~

 

 鈴木明はダメダメな少年時代を過ごした。
 習い事、勉強、スポーツと何をやっても全部ダメ。

 明に才能というものは欠片も存在しなかった。

 逆に、二人の幼馴染は才能の塊のような少女であった。
 家が近くということもあり、父親にはよく比較された。

 完璧な二人と無能な自分。

 明は劣等感を抱きながらも、
 優しい幼馴染についつい依存してしまっていた。

 変わりたい! と心から思った。

 命を懸けて戦う探索者となれば、
 弱い自分を変えられるかもしれないと思った。

 そして、明は―――
 一念発起して、探索者への道を歩きだしたのだった。

 ※不定期です。気の向いたときに少しずつ投稿します。
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