桜咲くあの日、僕らは淡い夢を見た
【加筆修正&1話ごとのタイトルつけました】
【表紙絵つけました】
4年前に両親を亡くした菜種梅雨咲也(なたねづゆさくや)は、勉強にも精を出さずぼんやりとした日々を過ごしていた。そんな咲也が心を開く友だちは、幼馴染みの春風颯太(はるかぜそうた)だけだった。
高校に入学してすぐ、咲也のクラスに『花霞上(はなかすみがみ)サクラ』と名乗る転校生がやって来る。
彼女は名前が似ている咲也に親近感を覚えたのか、行動を共にしようとする。しかも、咲也の両親の死について意味深な発言をする。
咲也と颯太はそんなサクラを気味悪く思うが、サクラはめげずに2人を花見に誘う。
桜の木の下でサクラは、
『次に満開の桜が見られるのは来年の春。それを逃したらもう見られないから、見ないとダメだよ。』
と言い残し、突然姿を消してしまう。
彼女は何者なのか? そしてその言葉の意味とは?
咲也と颯太は真実を知る為に、咲也の姉・弥生の協力を得ながら奔走する。全ての謎が解明される時、辛い運命が待ち受けているとも知らずに。この愛すべき日々が淡い夢だったことに、少年たちは涙する。
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と言い残し、突然姿を消してしまう。
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