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#8 レコード・タイム
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「…あの、日?」と長谷部が顎に手を置き小さく漏らし、視線を横に泳がせた。そんな彼の様子に、竜司も気づいた。
「土岐君? どうかしたのかい?」
「ぃ、いや。あの…父さんから、前に、…いや。従業員の人からだったかな?? 聞いたような覚えがあるんだけど。どんなことをするんだっけっかなぁ~~って思って」
首を捻る仕草をする長谷部に、
「いいじゃないかぁ~~その内、分かることなんだっしぃw」
少し酔ったのか、浮かれた声で扇が彼の肩に腕を回した。そして引き寄せて――
ちゅっ!
額に口づけをする。
「!? っぎゃ‼」
突然の行為に、長谷部は悲鳴を上げて一気に腰を引かせてしまう。
逃げられた扇も、唇を突き出したまま頬を膨らませた。
「そんなに怯えられると、おじさん、…悲しぃなぁ~~」
首を傾げる扇に竜司も、
「ぁ、あんまり。ここ、子どもをからったらいけないよぉう? 如月さん」
おずおずと肩に手を添えた。
「ふふふ。おじさんの悪い癖w」
にこやかに微笑む扇に竜司も、苦笑を返した。
そんなとき。
五月蠅かった店内に、静かで雰囲気のある曲が流れた。
「ああ。ようやく、流れたねぇ」
「? …洋楽、かな?」
「うん。この曲なら、そうだなぁ? 3、4分程度ってとこかなw」
首を傾げる竜司に反して、喜々とはしゃぐ扇は。
おもむろに竜司の腰を引き寄せると。そのまま、自身の膝の上に乗せた。
「っひゃ!」
勢いと力の強さに竜司も前のめりに扇の肩に顔を埋めてしまう。
「軽いんだねぇ、縁司君はぁw」
竜司の耳元で囁く扇へと、竜司も顔を上げて彼を見据えた。
これから何が行われるのかが、竜司にとっては訳も分からない状況だ。
「な、…何を、するんですか?」
「何って。それはこれから教えてあげるよ、縁司君♡」
にこやかに扇は唇を大きく開くと。
竜司の胸の突起に口づけをした。
「!?」
したかと思えば、赤い舌が先端を舐めた。
服越しにも伝わる温かさと、冷たさに身震いも起こってしまう。
「っちょ。っき、如月さんっ!?」
硬直気味の竜司の声を無視するかのように。
ぢゅ、…れろ、ちゅっ……
夢中に竜司の突起を舐め誉めた。
「ひゃっ、きさらぎ、っさんンん!? も、ゃめてっっっっ‼」
力の限りに腕を伸ばして引きはがそうとするのだが。
それ以上の強い力の扇からは離れられず、逃げることも出来ない。
「ぁ、う゛、…っくすぐったぃい~~」
言葉も泣き言に吐く竜司の空いている方の突起へと、扇が指先を伸ばした。
竜司を抑えていた腕の拘束もなくなった。
しかし、身体が痺れていて動くことが出来ない。
「…っは、…っふ…如月、さん…もぉ…」
涙目で扇を見据える竜司だが。
扇の顔も、視線も突起のままだ。
きゅぅう! とん、とんっ。
「!? ったぁい!」
扇の指先が爪の先端で突起を抓った。
そして、こねくり回しす真似をする。
服越しでも痛く、目を細めて涙も流れてしまう。
される竜司と、する扇を長谷部は魅入っていた。
頬も高揚と赤く染まってしまっている。
「んひぃ! ぁ、ああ…っつ! ぃ、ったぃよぅ~~」
ついには声に出して泣きじゃくってしまった竜司へと、
「そんなに痛いかなぁ? おじさん、優しくしてるつもりだから。悲しいなぁ」
突起から唇を離した扇がはにかんだ。
「本当に、…痛いだけなのかなぁ?」
「! …ぃ、たいだけ、…ですけどっ…うん!」と言い淀む竜司だが、扇が言うように痛みだけではなくなっていた。証拠は――勃起する股間。ワンピースから突き上がり、黒のエプロンから盛り上がる茎が、そうだ。
しかし、それを竜司も認めることが出来ない。
(ちくび、…きもちぃ…)
「じゃあ。痛くなくなるまで、…おじさんも時間の限り頑張っちゃおうかなぁ」
扇はにこやかに突起へと唇を戻し。
行為を続けた。
「っひ、ぁ…ぅ、ンんん…」
「土岐君? どうかしたのかい?」
「ぃ、いや。あの…父さんから、前に、…いや。従業員の人からだったかな?? 聞いたような覚えがあるんだけど。どんなことをするんだっけっかなぁ~~って思って」
首を捻る仕草をする長谷部に、
「いいじゃないかぁ~~その内、分かることなんだっしぃw」
少し酔ったのか、浮かれた声で扇が彼の肩に腕を回した。そして引き寄せて――
ちゅっ!
額に口づけをする。
「!? っぎゃ‼」
突然の行為に、長谷部は悲鳴を上げて一気に腰を引かせてしまう。
逃げられた扇も、唇を突き出したまま頬を膨らませた。
「そんなに怯えられると、おじさん、…悲しぃなぁ~~」
首を傾げる扇に竜司も、
「ぁ、あんまり。ここ、子どもをからったらいけないよぉう? 如月さん」
おずおずと肩に手を添えた。
「ふふふ。おじさんの悪い癖w」
にこやかに微笑む扇に竜司も、苦笑を返した。
そんなとき。
五月蠅かった店内に、静かで雰囲気のある曲が流れた。
「ああ。ようやく、流れたねぇ」
「? …洋楽、かな?」
「うん。この曲なら、そうだなぁ? 3、4分程度ってとこかなw」
首を傾げる竜司に反して、喜々とはしゃぐ扇は。
おもむろに竜司の腰を引き寄せると。そのまま、自身の膝の上に乗せた。
「っひゃ!」
勢いと力の強さに竜司も前のめりに扇の肩に顔を埋めてしまう。
「軽いんだねぇ、縁司君はぁw」
竜司の耳元で囁く扇へと、竜司も顔を上げて彼を見据えた。
これから何が行われるのかが、竜司にとっては訳も分からない状況だ。
「な、…何を、するんですか?」
「何って。それはこれから教えてあげるよ、縁司君♡」
にこやかに扇は唇を大きく開くと。
竜司の胸の突起に口づけをした。
「!?」
したかと思えば、赤い舌が先端を舐めた。
服越しにも伝わる温かさと、冷たさに身震いも起こってしまう。
「っちょ。っき、如月さんっ!?」
硬直気味の竜司の声を無視するかのように。
ぢゅ、…れろ、ちゅっ……
夢中に竜司の突起を舐め誉めた。
「ひゃっ、きさらぎ、っさんンん!? も、ゃめてっっっっ‼」
力の限りに腕を伸ばして引きはがそうとするのだが。
それ以上の強い力の扇からは離れられず、逃げることも出来ない。
「ぁ、う゛、…っくすぐったぃい~~」
言葉も泣き言に吐く竜司の空いている方の突起へと、扇が指先を伸ばした。
竜司を抑えていた腕の拘束もなくなった。
しかし、身体が痺れていて動くことが出来ない。
「…っは、…っふ…如月、さん…もぉ…」
涙目で扇を見据える竜司だが。
扇の顔も、視線も突起のままだ。
きゅぅう! とん、とんっ。
「!? ったぁい!」
扇の指先が爪の先端で突起を抓った。
そして、こねくり回しす真似をする。
服越しでも痛く、目を細めて涙も流れてしまう。
される竜司と、する扇を長谷部は魅入っていた。
頬も高揚と赤く染まってしまっている。
「んひぃ! ぁ、ああ…っつ! ぃ、ったぃよぅ~~」
ついには声に出して泣きじゃくってしまった竜司へと、
「そんなに痛いかなぁ? おじさん、優しくしてるつもりだから。悲しいなぁ」
突起から唇を離した扇がはにかんだ。
「本当に、…痛いだけなのかなぁ?」
「! …ぃ、たいだけ、…ですけどっ…うん!」と言い淀む竜司だが、扇が言うように痛みだけではなくなっていた。証拠は――勃起する股間。ワンピースから突き上がり、黒のエプロンから盛り上がる茎が、そうだ。
しかし、それを竜司も認めることが出来ない。
(ちくび、…きもちぃ…)
「じゃあ。痛くなくなるまで、…おじさんも時間の限り頑張っちゃおうかなぁ」
扇はにこやかに突起へと唇を戻し。
行為を続けた。
「っひ、ぁ…ぅ、ンんん…」
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