【完結】誕生日の奇跡
赤ちゃんの頃から双子のように育ったユウジとカズヤ家も隣同士で幼稚園の頃からずっと一緒。
お互いが親友と自他ともに認め会う中の二人に突然の別れが訪れた。
昔に書いた話を新たに書き直しました。
お互いが親友と自他ともに認め会う中の二人に突然の別れが訪れた。
昔に書いた話を新たに書き直しました。
あなたにおすすめの小説
ワシの子を産んでくれんか
妻に先立たれ、息子まで亡くした老人は、息子の妻である若い未亡人と二人きりで古い家に残された。
「まだ若い、アンタは出て行って生き直せ」――そう言い続けるのは、彼女の未来を守りたい善意であり、同時に、自分の寂しさが露見するのを恐れる防波堤でもあった。
しかし彼女は去らない。義父を一人にできないという情と、家に残る最後の温もりを手放せない心が、彼女の足を止めていた。
昼はいつも通り、義父と嫁として食卓を囲む。けれど夜になると、喪失の闇と孤独が、二人の境界を静かに溶かしていく。
ある夜を境に、彼女は“何事もない”顔で日々を回し始め、老人だけが遺影を直視できなくなる。
救いのような笑顔と、罪のような温もり。
二人はやがて、外の世界から少しずつ音を失い、互いだけを必要とする狭い家の中へ沈んでいく――。
十年目の結婚記念日
結婚して十年目。
特別なことはなにもしない。
だけどふと思い立った妻は手紙をしたためることに……。
妻と夫の愛する気持ち。
短編です。
**********
このお話は他のサイトにも掲載しています
今更家族だなんて言われても
父は母に皿を投げつけ、母は俺を邪魔者扱いし、祖父母は見て見ぬふりをした。
家族に愛された記憶など一つもない。
高校卒業と同時に家を出て、ようやく手に入れた静かな生活。
しかしある日、母の訃報と共に現れたのは、かつて俺を捨てた“父”だった――。
金を無心され、拒絶し、それでも迫ってくる血縁という鎖。
だが俺は、もう縛られない。
「家族を捨てたのは、そっちだろ」
穏やかな怒りが胸に満ちる、爽快で静かな断絶の物語。
致死量の愛と泡沫に+
近未来の終末世界。
世間から隔離された森の城館で、ひっそりと暮らす8人の青年たち。
記憶のない“あなた”は彼らに拾われ、共に暮らしていたが——外の世界に攫われたり、囚われたりしながらも、再び城で平穏な日々を取り戻したところ。
泡沫(うたかた)の物語を終えたあとの、日常のお話を中心に。
※致死量シリーズ
【致死量の愛と泡沫に】その後のエピソード。
表紙はJohn William Waterhous【The Siren】より。
遺産は奪わせない
十年にわたり母の介護を担ってきた幸司。だが母の死後、疎遠だった兄と姉は勝手に相続手続きを進め、さらには署名を偽造して幸司の遺産を奪おうとする。しかし、母が残していた公正証書遺言と介護記録が真実を明らかにする――。
祈りの日々ー家族の闘病記ー
昭和××年、娘の小夜が難病に罹った。
一変する生活、小夜の生存確率は30%──
父の、母の、兄の想いを描いた闘病ストーリー。
※これは作者が幼い頃難病に罹った時の、父の手記を元に、作者が修正、加筆、再編成したものです。
父はすでに他界しております。
※実話ベースですが個人名、団体名、商品名、薬品名等はすべて仮名です。
※コンテスト参加にあたり、故人の作品を投稿してもいいかどうか運営様に問い合わせ済みです。