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君とはさ、不倫なんだ
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私は最近付き合い始めた男がいる。23歳の私にとって初めての彼氏であった。彼は3つ年上で同じ会社の人だ。初めて付き合った人ということもあり、すごく大切にしていた。もちろん、大好きだった。そんな彼に会いたくて、今日は仕事が終わってすぐに彼のマンションに向かった。そしていつも通り合鍵で部屋に入り、彼が帰ってくるのを待っていた。しかし待てど暮らせど帰ってこない。夜も更けてきた頃、LINEがきた。「ごめん。飲み過ぎちゃったから帰れそうにない」と。そのメッセージを見て落胆した。何度電話しても繋がらないし、メールを送ってみても返信がない。仕方なく帰ろうとしたとき、玄関の扉が開いた。そこには泥酔してる彼がいた。私は嬉しくなって彼に抱きついた。すると、そのまま寝室まで連れていかれベッドに連行された。彼はお酒臭い息を吐きながら私を〇がせようとする。抵抗するけど、力では敵わず、あっという間に、は▲かになってしまった。
「ちょっと!やめてよ!」
「いいじゃん。俺達もう付き合って1ヶ月だよ?そろそろいいだろ?」
そう言って今度はキスしようとしてくる。私は必死に抵抗するけど、彼は無理やり唇を重ねてくる。舐め回される。気持ち悪いはずなのに体は正直で、感じてしまう自分が嫌になる。私は涙を流した。でも、そんなのお構いなしに行為は進んでいく。
「あぁっ・・・んっ・・・やめてぇ・・・」
「かわいいなぁ。もっと聞かせてくれよ」そしてとうとう〇入されてしまった。痛くて苦しいだけだった。早く終わればいいと思っていたその時、彼が動き出した。激しく動く度に痛みが増す。あまりの激しさに耐えきれず、意識を失った。目が覚めると隣には誰もいなかった。ただテーブルの上にはメモ用紙が置かれていて、そこには
「ごめんね。実は僕には妻がいるんだ。君とは浮気なんだ。昨日の夜を過ごして、いい加減にしないと、と思い直した。本当にごめんなさい。また会える日が来るといいね。それまで幸せになってください」
と書かれた紙があった。私は泣いた。泣いて泣いて泣きまくった。どうしてこんなことになったのか。悔しかった。悲しかった。憎らしかった。私は彼と会うことをやめることにした。
でも、なんでだろう。私はまだあの人のことが好きなのだ。あんな酷いことをされたのに、まだ忘れられない。嫌いになれなかった。むしろどんどん好きになっていった。だから会いたいと思った時はいつでも連絡できるように電話番号を教えてもらった。それを使って毎日のように電話をかけていた。だけど、一向に出る気配はない。
いけないことだとは知ってしまっているのに。この想いだけは止められなくて。結局私はずるずると引きずっているままなのだ。いつかは断ち切りたいと願ってるのに。いつになったら出来るだろうか。
きっと死ぬまで出来ない気がする。
だって今でさえこうやってあなたのことを想ってしまうんですもの。
そんな自分を呪ってしまいそうだわ。
あなたのことが好き。大好き。愛してる。ずっと傍にいたい。あなたと一緒にいる未来だけが私の望み。
たとえそれが叶わない夢だとわかっていても。
それでも、私は──── 私はあなたを愛してる。
どうしようもなく狂おしいほどに。それなのに、私との関係は不倫だったのか。浮気とも言うか。その事実を突きつけられた時、私は激しい怒りを感じた。同時に悲しみも覚えた。今まで積み重ねてきた時間は何だったのか。全て嘘だったというのか。信じたくない。信じられるわけがなかった。
「ちょっと!やめてよ!」
「いいじゃん。俺達もう付き合って1ヶ月だよ?そろそろいいだろ?」
そう言って今度はキスしようとしてくる。私は必死に抵抗するけど、彼は無理やり唇を重ねてくる。舐め回される。気持ち悪いはずなのに体は正直で、感じてしまう自分が嫌になる。私は涙を流した。でも、そんなのお構いなしに行為は進んでいく。
「あぁっ・・・んっ・・・やめてぇ・・・」
「かわいいなぁ。もっと聞かせてくれよ」そしてとうとう〇入されてしまった。痛くて苦しいだけだった。早く終わればいいと思っていたその時、彼が動き出した。激しく動く度に痛みが増す。あまりの激しさに耐えきれず、意識を失った。目が覚めると隣には誰もいなかった。ただテーブルの上にはメモ用紙が置かれていて、そこには
「ごめんね。実は僕には妻がいるんだ。君とは浮気なんだ。昨日の夜を過ごして、いい加減にしないと、と思い直した。本当にごめんなさい。また会える日が来るといいね。それまで幸せになってください」
と書かれた紙があった。私は泣いた。泣いて泣いて泣きまくった。どうしてこんなことになったのか。悔しかった。悲しかった。憎らしかった。私は彼と会うことをやめることにした。
でも、なんでだろう。私はまだあの人のことが好きなのだ。あんな酷いことをされたのに、まだ忘れられない。嫌いになれなかった。むしろどんどん好きになっていった。だから会いたいと思った時はいつでも連絡できるように電話番号を教えてもらった。それを使って毎日のように電話をかけていた。だけど、一向に出る気配はない。
いけないことだとは知ってしまっているのに。この想いだけは止められなくて。結局私はずるずると引きずっているままなのだ。いつかは断ち切りたいと願ってるのに。いつになったら出来るだろうか。
きっと死ぬまで出来ない気がする。
だって今でさえこうやってあなたのことを想ってしまうんですもの。
そんな自分を呪ってしまいそうだわ。
あなたのことが好き。大好き。愛してる。ずっと傍にいたい。あなたと一緒にいる未来だけが私の望み。
たとえそれが叶わない夢だとわかっていても。
それでも、私は──── 私はあなたを愛してる。
どうしようもなく狂おしいほどに。それなのに、私との関係は不倫だったのか。浮気とも言うか。その事実を突きつけられた時、私は激しい怒りを感じた。同時に悲しみも覚えた。今まで積み重ねてきた時間は何だったのか。全て嘘だったというのか。信じたくない。信じられるわけがなかった。
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