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どうしてこんなところにいやがるんだよ。
あいつの所には確か他の連中もいたはずだろ?
なのに何だって一人でこんなところにいるっていうんだ?
まあそんなことは今はいい。とにかく殺さないと気が済まないから殺すことにする。
それにしても近くで見るとやっぱりすげえデカパイだぜ
あれに挟まれてぇー……とか考えながら近づいて行くと、向こうもこちらの存在に気付いたようで睨みつけてきた。
おっと、どうやらお目覚めのようですね。そして俺は声をかけると、 どうやら俺の事が誰なのかわかっていないようだ。
どうやら俺の顔を忘れちまったようだな。
「俺はお前に殺されかけた男だよ」
そう言うと思い出してくれたようで 俺に対して殺意を向けて来た。
それから少しの間、互いに沈黙していたが、 俺はここでようやく本題に入る事にした。
なぜ、あんなお粗末なものをつけてあんな格好をしてこの場にいたか? その理由を聞きたかった。
そう問いかけてみると彼女は少し黙って考えた後で 何かを思い出したかのようにして 口を開いた。
私は元々奴隷商人に売られて この世界にやってきた。
だけど、その途中で運悪くモンスターに襲われて 私以外のみんなは死んでしまった。
それで、一人生き残った私がこれから何をするかと言うと復讐をする事に決めた。
まずは私の家族を殺した盗賊団に 報復をする為に旅を始めた。
最初はうまく行った。
けれど、ある時を境に上手くいかなくなってしまい 俺はついに我慢の限界を迎えた。
そうして俺はリーザロッテを押し倒すと無理やり犯そうとした。
そうして抵抗してくるが、力づくで抑えつけると俺は強引に服を脱がせて裸体にさせると胸を揉んでいく。
柔らかい感触を味わいつつ、突起を摘まんでは引っ張っていくと次第に固くなっていくのを感じ取った。
俺はそれから更に激しく責め立てていくと、リーザロッテは涙を流していた。
そして俺はとうとう耐え切れなくなりズボンとパンツを同時に脱ぐといきり立ったモノを彼女の膣内へ挿入した。
そうして俺は腰を動かしていくとリーザロッテは喘ぎ始める。
そして、ピストン運動を繰り返していき俺は限界を迎えようとしていたその時、突如として謎の光が溢れ出してきて部屋全体を包み込んだのである。
そして、それが収まると同時に辺りは真っ暗になっていたのであった……
一体、今のは何だったんだろうかと思いつつも、とりあえずは部屋の明かりをつけるべく懐中電灯を取り出してスイッチを入れるとそれを頼りに周囲を確認しようとするとそこには信じられない光景が広がっていたのだ。
(これは……どういうことだ?)
まず目に入ったのがベッドの上で倒れている女性の姿だったのだが、よく見てみるとそれは紛れもなく彼女であったのだが何故か裸体の状態で気絶していたのでさらに詳しく調べてみるが外傷
らしきものは見当たらないのになぜか呼吸だけはしていて苦しそうにしていたのがわかったので、俺は急いで彼女を治療する準備を始めるとまずは診察を行う。
そうして色々と調べた結果、どうやら毒物の影響らしいことがわかった。
それから解毒剤を飲ませるとしばらくして目を覚ました。
そうして俺は事情を聞こうとしたが、彼女は混乱しているのか質問を受け付けようとしなかった。
仕方ないので、しばらく休ませてからもう一度話しかけることにした。
しばらくすると落ち着いたのか彼女はゆっくりと話し始めた。
それによると、彼女はある日、見知らぬ場所に転移させられてしまって途方に暮れていたが、ある森で出会ったエルフの美少女と仲良くなった事でなんとか生き延びてこれたという。
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