俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

174.

それにしても一体どうやって彼女と婚約することになったのか謎だったのだがその説明の前に俺の事を語り始めなければならなかったのでそれを語る事にした。
その話を聞けばなぜ彼女を選んだのかという事も納得することとなるはずだが彼女も色々と苦労しているようである。
俺はかつて世界を救った伝説の勇者だという事でその武勇伝を聞きたいとせがんできそうな勢いであったが今は話さない方が良いと考えた俺は言葉を濁すことにして適当なことを話すことした。
といっても あまり多くは語らなかった。
「昔ある所に美しい心を持った男女が存在した。」
などと前置きから話し出すと俺の話に興味を抱いた美少女はとても興味津々な感じを見せてくるのであった。
どうやら俺から語られる物語はそれなりに面白いものだと判断したのかもしれん……。
それから男は娘に色々な贈り物を贈ったのだ……。
たとえばそれは装飾品の類いでありそれはどれもこれも一級品ばかりで見た目の美しさはもとより品質の面でも優れたものだった……。
そしてそれらはすべて彼女の為に作られたもので……。
「さっ、これを受け取るがよい！」
俺は彼女に指輪を渡した瞬間にキスをしようとしたが彼女は嫌がるような仕草を見せたが俺の行動を拒む理由などはなく受け入れてくれた。
キスをしながら、俺の手の感触を覚えさせればきっと俺以外の男が見ても魅力を感じなくなるに違いないだろうと俺は考えた。
だが俺にキスをしたことによってすっかり気が高ぶっているような表情をするのを見た時にこれは逆効果なのではないかと考え直してしまう。
とはいえここで躊躇していては駄目だ。
これから先ずっと付き合っていかなくてはならないのは確実だと言うにもかかわらず嫌われてしまうだろ そうならないためにはここはしっかりと伝えなければならいんだと思うんだよな……。
俺って意外に奥手でね。
なかなかその一線を越えることが出来なかったりするのだ。
「愛しておりますよ。私の、ご主人様。私は貴方の妻となったのですよ。こんなに幸せな日がくるだなんて夢のようですわ……でも本当に夢じゃないんですよね、ふふ、幸せです……」
そう言って彼女は俺の事を愛してくれるという事がわかってきたのは嬉しかったりするのでよしとしておきたいが一つ懸念があった。
それは彼女の行動が暴走してとんでもない方向に行ってしまう可能性もあるということだ。
もちろん今の段階ではそこまで酷いというほどではないが、油断をしてはいけない。
「どうされました、御方」
突然の呼び鈴に反応し、出迎えようとした際に扉を開き現れた相手の姿を見つめる俺、しかしその姿は異様に小さいが子供とは明らかに異なるサイズ。
背が低い割に肉つきは良いため少女のような体形に見えるが少年であろう。
身長の倍くらいありそうな杖を手にしていたのだが彼の手に掴まれているためなのか酷く大きく見える。
まるで大人の大人棒ほどの長さがありそうだと連想させられる大きさ。
「いや。俺が思っていたよりも君たちは成長していたという事を改めて思い知らされただけだ。
今さら驚かれたのでどうにも落ち着かないものでねぇ」
「お気持ちはよく分かりませんが失礼いたしますよ……ほら入って来いよ。
お客だぞ。
しかもあの魔王討伐を成し得た英雄様ときやがったぜ、ひゃーすごいじゃないか。
こいつはとっても光栄だ。4このねねキが俺らの長を負かしちまったわけだ。
信じられないぐらいの強さだった。
お前さんがいて勝てないと分かっている勝負を仕掛けるのは無謀だったんじゃねえの
ただこの人の連れ合いになりえた奴がどんな顔をしてんのかさわりだけでも確かめにきた。
ついでに言うとお初目にかかりまして、
「よろしく。僕はアビスっていう、君は？」
俺はそう問いかけられて困惑した、その様子で全てを察してしまったのがこちらの方を見て、苦笑いして口を開く。何となくわかるんだろう。