生贄に選ばれた婚約者の聖女を救いたかっただけなのに

天変地異で世界が滅ぶのも時間の問題となり、それを食い止めるために聖女ミラが生贄になることが決定した。エリック王子は婚約者の死を回避するために彼女にそっくりな聖女を禁じられた召喚魔法を使い召喚するが、彼女は他所の世界からではなく、過去から呼んでしまった聖女で、そこから世界が歪み始めてしまうのだが、天変地異は回避されることになる。
だが、過去が変わったことで次々と人が消えていき、居なかったはずの人が存在し始めてしまう。過去が変わってしまった影響が徐々に現れ始めてしまう。
それだけではなかった。この世界の歴史がずっと繰り返されていることに誰も気づいてはいない。
大聖女とは、知らず知らずのうちに世界の危機を救い続ける者のことを意味していた。
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