私が好きなのは王子様ではございません
「はぁ……今日もお麗しいわ」
いつもその姿を見てため息を漏らす。美しい、自分には近寄るのもおこがましい。
「エルノ様……」
そう、私が好きなのはエルノ・カルトル、根暗王子と呼ばれている。
公爵家の娘アリス・リリックレース。公爵家の中でも一番大きな家。
攻略結婚で王子ルークとの婚約が決まったが、ルークは女好きでアリスとは一回しか会ったことがない。
それも、風邪をひいてた為、顔も見ずそれっきり。
なので婚約者に浮気されっぱなしのアリス。
けれど、ルークがアリスの十八の誕生日のとき、ルーク自身が婚約破棄を申し出た。
ーー婚約破棄……?やったわ!
心配する両親と弟をよそに、アリスはとても喜んだ。
これであの、エルノ様に近づいても大丈夫なのだから。
と、思っていたはずが暫くすると婚約を戻してほしいとのお申し出が……!?
絶対嫌ですわ!
とても嬉しい婚約破棄、これは差別されてきた根暗王子とずっと片思いしていたが家柄にとらわれていた少女のお話。
⚠ここの作者は自由人です。誤字脱字多数、言葉の言い回し変。それでも良い方だけご覧ください。
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「エルノ様……」
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