[完結]お布団バースはだっこして期。
この世界には、α・β・Ωだけじゃなく、さまざまな“バース性”が存在する。
人によっては強烈な発情期〈ヒート〉を迎え、誰かを求めずにはいられなくなる。
そんな殺伐とした日常の中で、松浪椛(まつなみ もみじ)の毎日はちょっとだけ特別だ。
いつもの満員電車。背中合わせに立つクラスメイトの秋月啓(あきづき けい)は、なぜか毎日のように椛に触れてくる。
足を撫でられたり、手を握られたり――誰にも気づかれない小さな痴漢。
なのにそこには、なぜか安心するような甘さがあって、とろけそうになる心。
それは“独占”にも似た執着で――。
眠気とぬくもりに溺れていく、痴漢から始まる、ゆるふわ甘え独占ラブ。
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