大聖堂
医師家系の裕福な家に生まれたソラヤ。才ある彼女は、女であるという理由だけで学ぶ道を閉ざされていた。
母を知らず、継母に疎まれ、父に認められたいと願いながらも拒まれ続けた少女は、やがて王都第一聖女院へ送られる。
祈りと奉仕、規律と沈黙の場で、ソラヤは若き聖職者ミハイル・ナシェルと出会う。
彼だけが、彼女の問いに答えた。
彼だけが、彼女を愚かな娘ではなく、知性ある者として見た。
答えをくれる男への飢えは、やがて恋と欲望に変わっていく。
だが、その恋は、決して許されるものではなかった。
これは、ひとつの禁断の恋から分かたれた男女と、その周囲で生きる者たちの連作である。
※不定期更新
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