不遇クラス『拳闘士』の成り上がり~ダサイ、最弱と馬鹿にされていた拳闘士が本当は最強だった件~

 聖拳ドルモスと讃えられた男がいた。彼は己の肉体一つで荒れた大陸を一つの国にまとめ上げ、聖拳流武術を作り出した。そして、世界を呑み込まんとする災いの竜と相打ちになってその生涯を終えた。
 だが、気が付いたときには聖拳ドルモスは、異なる時代の異なる国の少年、アウルとなっていた。どうやらアウルの前世が聖拳ドルモスであり、彼の記憶が唐突に戻ったために混乱状態にあったようであった。
 前世の記憶を手にしたアウルは、鍛錬の中で聖拳流武術を思い出していき、かつての聖拳の力を取り戻していく。だが……アウルの国では、拳闘士はダサくて弱い適性クラスであると、馬鹿にされていた。
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