国語教師小説一覧

1
卒業式間近。速水は教室の窓をぼんやり見つめている。一時限目、チャイムの音が鳴っても担任の櫻井先生が現れないのだ。生徒たちがざわめきだしたころ、凄い勢いで入ってきて、転びそうになる先生。どうやら、教室を間違えたらしい。 ——そう、うちの先生は天然なのだ。
24h.ポイント 0pt
小説 184,596 位 / 184,596件 ライト文芸 7,548 位 / 7,548件
文字数 3,759 最終更新日 2022.06.07 登録日 2022.06.07
1