妖怪・物怪小説一覧

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「どうしてゲームの中の僕は女の子になっちゃったんだろう」 謎の鬼面アバターとの出会いが、僕の小さな変革のはじまりだった。 大正時代をモチーフにした超バーチャル世界体験ゲーム《ヒノモトオンライン》。 通称《ヒノモト》と呼ばれるそのゲームでは、プレイヤーが心から望んだ姿が自動的にアバターとして生成される。 四季島夏樹(しきしま・なつき)。中学二年生の男の子。 なぜかヒノモトでは「ハルキ」という名前の巫女になってしまった夏樹は、自分のアバターに疑問を持ちながらも、飽き性の友人と一緒になんとなくゲームを楽しんでいた。 そんなある日、夏樹は毒の泉の中で身動きできずにいる謎の鬼面アバターを助ける。 呪われていたり、警察に追われていたりと、面倒ごとをたっぷり抱えている彼との出会いをきっかけに、夏樹の小さな小さな変革がはじまった――。 テーマパークのような世界《ヒノモト》を舞台に、 「どうして夏樹は女の子に?」 「鬼面って、いったい何者?」 という謎を追いながら、 イベントに参加したり、 スイーツの食べ歩きをしたり、 大正ファッションに着替えたり、 メロンパンの物怪と戦ったりして、 子どもたちがちょっとでも顔を上げて、 ちょっとでも前に進めるようになる。 そんなお話です。 ※ 画像は「かんたん表紙メーカー」様で作成しました。
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文字数 76,213 最終更新日 2022.11.30 登録日 2022.11.05
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