性格悪い自由人×意地っ張りな苦労性 小説一覧
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カレスはどうしても皇国に戻らなければならなかった。
政敵に命を狙われた皇宮魔導師筆頭のカレスが逃げた先は、魔導師の楽園とされる銀雪公宮。その宮主とはとある理由で仲が悪かったが、恥をしのんで頭を下げる。ほんのすこし、自分をかくまってほしい。魔力を全て失い、死にかけて、どうしても休める場所が欲しかった。
カレスを癒し、自らの宮に滞在を許した宮主ミニデュアムは――美形だが性格が悪かった。
なんでもすると言ったカレスに、申し付けたられたのは広大な公宮の掃除!?地味な嫌がらせに仕方がないと割り切ったカレスは、黙々と掃除をするが……?
公宮で過ごし、奔放なミニデュアムと話すうちに、自分の本当の願いに気づくカレス。
取るべきは皇国か、自分の真の願いか。戸惑うカレスと、銀雪公宮に、危機が訪れる。
(20250605)文章を多少整えました。内容に変わりありません。
文字数 91,477
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.04.27
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