古澤融小説一覧

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歴史・時代 連載中 長編
永禄九年(1566年)、武田信玄の攻勢により、上州・箕輪城が落城した。城主・長野業盛は討死し、氏族は離散。だが長野氏の血脈は、まだ途絶えていなかった。 長野善女――業盛の姉にあたる女性は、腰元の藤井久屋、家臣・田口成恒とともに、秘かに城を脱出。彼女たちは榛名山へ向かう。その道中、絶望する久屋を励ますため、善女は父・業正から口伝された「物部の古伝」を語り始める。 長野氏は本姓を石上氏とし、物部王家の嫡流に連なる由緒正しき家柄。善女の語る物語は、やがて“日本書紀に消された真実の歴史”へと繋がっていく――。 上宮法王(聖徳太子)と藤原不比等の秘められた正体。物部の祖・徐市が渡来して築いた「築秦王国」。出雲王家と大和王権の関係。そして、藤原氏が創出した「アマテラス神話」と、それに取って代わられた真の最高神「クナト大神」の存在――。 善女が語る中で久屋は立ち直り、善女自身も心を鍛えられていく。そして、家臣・成恒の裏切りに気づいた善女は、剣聖・上泉伊勢守から授かった「新陰流」の奥義で剣を取り、剣豪・成恒と真剣勝負に臨む。 時は戦国。だが、この物語は「戦いの果ての未来」を見据えた壮大な歴史叙事詩でもある。 長野業正から主膳へ、古代から幕末へと続く、「天皇の帝車」を担う血脈の物語――いま、ここに開演。 日本が「独立国」であったのは、明治憲法発布(1889年)から敗戦(1945年)まで、わずか56年に過ぎない。戦後日本は、占領政策と国際金融資本の支配構造に組み込まれ、“見えざる鎖”に繋がれてきた。 この物語は、「日本とは何か」を真剣に問う。藤原不比等によって書き換えられた日本の起源、封じられた神々、語られざる歴史。戦国から幕末まで、石上朝臣長野氏の血脈が語り継ぐ真実がここにある。 今こそ、「日本人とは何か」「天皇とは何か」を問い直すとき。この物語は、そのきっかけとなる祈りであり、問いかけだ。
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小説 203,397 位 / 203,397件 歴史・時代 2,806 位 / 2,806件
文字数 37,184 最終更新日 2025.07.17 登録日 2025.06.13
「天皇の帝車」の世界観を理解してもらう為に、第二章の、頭の三章だけ公開します。これを読んでいただければ、古澤の歴史観が少し、分かっていただけると思います。織田信長という存在がなければ、明治維新もなかった。藤原不比等が、マジックのように消した易姓革命の思想を、日本の歴史の中で唯一、破壊目前まで迫った人物です。その衝撃の反動が、朱子学の導入であり、朱子学が先鋭化して、自家中毒的に徳川幕府を蝕んでいった。明治維新は、後醍醐天皇の建武の新政の焼き直しです。輪廻は巡る。我々日本人は、無意識の内に、同じところをグルグルと廻り続けているのです。
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小説 203,397 位 / 203,397件 歴史・時代 2,806 位 / 2,806件
文字数 8,401 最終更新日 2025.06.19 登録日 2025.06.19
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