友達の母 小説一覧
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夜のラウンジに、淡い光が溶ける。
グラスを取るたび、胸元の影が揺れ、張りつく生地が腰の曲線を際立たせる。
その動きひとつで、空気が変わる。
男たちは息を呑み、視線を逸らせなくなる。
彼女の名は──亜矢子。
高校生の息子を育てるシングルマザー。
母であり、女であり、そして──男たちにとって“禁断の幻想”。
触れられない距離で、男の本能を弄ぶ。
唇の端、指先の角度、足先のわずかな揺れ──
それだけで、理性は崩れていく。
誰も触れたこともないのに、想像の中では、何度も何度も彼女を抱いている。
想像の中で、最も深く、最も濃く。
彼女は、男たちの夜を支配している。
文字数 21,438
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.07.30
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