デバフ特化 小説一覧

icon

小説検索AIアシスタントβ

アルファポリスに投稿されている小説を紹介します。
がんばって探しますので話しかけてください!

小説検索AIアシスタントβとは
1
1
ファンタジー 連載中 長編
「お前の弱体化は雑魚モンスターにすら効かない。足手纏いだ」 勇者マルセルにそう告げられ、俺アクセルは5年間共に戦った仲間から追放された。 確かに、俺のデバフ魔法はゴブリンやスライムといった低級モンスターには効果が薄い。それどころか、ほとんど無意味だった。パーティは俺を庇いながら戦い続け、やがて「無能」の烙印を押されたのだ。 だが、誰も気づいていなかった。 俺たちのパーティは、5年間ずっと雑魚狩りしかしていなかったという事実に。 追放された翌日、森で偶然出会ったS級冒険者たちが、レベル50のボス級モンスター「オーガロード」と苦戦していた。 迷ったが、俺は助けることを決意した。 「弱体化!」 その瞬間オーガロードの全能力が70%も減少した。 『対象レベルが高いほど効果増大』 それが、俺のスキルの真の性質だったのだ。 「...何が起きた?」「あいつの動きが...!」 S級冒険者たちは驚愕し、あっという間にオーガロードを撃破。そして俺に告げた。 「私たちのパーティに来ない?」 美貌の女剣士クリス、豪快な戦士ダリウス、明るい魔法使いミラ。彼らは俺を対等な仲間として迎え入れてくれた。 そして俺は知った。自分の真の価値を。 古代遺跡のストーンゴーレム、地下迷宮のボスモンスター――次々と討伐成功。俺のデバフがあれば、どんな強敵も「ただの的」になる。 A級冒険者に昇格し、やがて古代竜討伐の依頼まで舞い込んできた。 一方、元勇者パーティは―― 「くそっ...アクセルの弱体化があれば...!」 ボス戦で完敗を喫し、評判は地に落ちていた。 ある日、マルセルが俺の前に現れた。 「頼む...戻ってきてくれ!お前がいないとボスが倒せないんだ!」 土下座するかつてのリーダー。 だが、俺は冷たく告げた。 「今更もう遅い。俺には新しい仲間がいる」 無能と蔑まれた男が、竜を倒し、魔王をも脅かす最強デバッファーへ。 これは、追放された補助職が真の力を開花させる物語。
24h.ポイント 888pt
小説 1,362 位 / 212,179件 ファンタジー 210 位 / 49,483件
文字数 111,283 最終更新日 2025.12.05 登録日 2025.11.19
1