日常の不思議 小説一覧

1件
1

ねるまえの話

ねるまえの話は、だいたいお姫さまとか、くまさんとか。 でもその夜、お母さんはちょっとだけ失敗した。 「むかしね、わたしは――」 言いかけて、口をふさいだ。 それは、言わないはずの言葉だったから。 月明かりの部屋で、 眠くなるほど小さな秘密の話がはじまる。
1件