勇者学院 小説一覧
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──あの日、少年はすべてを焼かれた。
12歳のロイン・アストレアを襲った非情な運命。魔王の猛攻により祖国は灰燼に帰し、愛する両親も、幼い妹の笑顔も、すべてが業火の中に消えた。
命からがら逃げ延び、辺境の村「クイン」に流れ着いた彼は、長老ロムに拾われ、亡き家族への誓いを胸に一心不乱に剣を振り続ける。
「力を……絶望を切り裂く、圧倒的な力を!」
平穏な日常が終わりを告げたのは、ある日突然、村の広場に降り立った「光を帯びた剣」との出会いだった。
村の誰もが引き抜けなかったその剣をロインが手にした瞬間、脳内に傲岸不遜な女の声が響き渡る。
《妾は剣姫──勇者剣のオリジナルであり始祖よ》
魔力を持たない「無能」と蔑まれてきた少年と、伝説の意思持つ勇者剣。
翌日、王都グランセルから現れたエリート騎士団は「勇者審査員」という立場でアドニス団長の勇者探しの結果
舞台は、選ばれし才が集う「勇者学院」へ。
魔力ゼロの劣等生と、最強の「剣姫」。規格外のコンビが常識を次々と塗り替え、序列を駆け上がっていく。
しかし、その先には世界を再び恐怖に陥れようとする宿敵──魔王デュラークとの因縁の決戦が待ち受けていた。
最強の「剣」をその手に。
今、絶望を終わらせるための物語が幕を開ける!
文字数 2,976
最終更新日 2026.05.10
登録日 2026.05.10
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