声枯れ 小説一覧

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教授の声が涸(か)れる【年下攻め/執着】

教授の声が涸(か)れる【年下攻め/執着】
年下の羽生は、教授会で遅くなった年上の恋人・新城を、同棲する部屋で待っていた。浴室の湯は沸き、明日の講義資料は机に置かれ、二人分の生活はすでにそこにある。けれど、新城の声だけはまだ外に残っていた。教授として、職務として、誰かの前で使われてきた、冷静で正しい声のままだった。 「先生、その声、外のままだよ」 帰宅した新城は、いつものように平静を保とうとする。湯は、シャワーが先だ、講義がある――日常の手順と責務へ戻ろうとする年上の男に、羽生は静かに距離を詰める。 疲労、理性、職務、声。 外では教授として振る舞う新城が、年下の羽生の前でだけ少しずつ崩されていく夜。 年下攻め×年上受け、同棲後の濃い目のお話です。
BL 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 5,878 最終更新日 2026.05.23 登録日 2026.05.23
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