第14回BL小説大賞参加 小説一覧

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朝になるまで midsummer madness

*ハッピーエンドではありません。 *センシュアルな場面はカットしています。 *“midsummer madness”は、真夏の浮かれ騒ぎ、一時の気の迷い(慣用表現)の意。  なまぬるい真夜中、けして自分を愛してくれない男を待っていた。知り合ったばかりの男の子に抱きすくめられ、汗ばみながら。  バカげた話だけれど、その男を愛しているのか分からないのに、愛がなにかも分からないのに、持っているすべてを捧げたかった。  “ぼく”は、支配的な両親に反発し、内緒でアートスクールの夜間部に入学する。大学はさぼりがちになり、夜間部で出会った友達たちとの夜遊びに夢中になってゆく。  けれども、ディスコで見かけたラッパ吹きの多利(ターリ)に心を奪われた瞬間から、彼のことしか考えられなくなってしまう。彼を求めて、“ぼく”は夜の底をさまよいはじめる、自分すら失ったように。
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