ミステリー 完全犯罪 小説一覧
2
件
1
――◇―― ――◇―― ――◇―― ――◇――
<< 密室×密室=大混乱!? >>
~ 推理とボケのダブル密室コント、開幕!! ~
――◇―― ――◇―― ――◇―― ――◇――
「下へ行ってくる」と言い残して、
十一階から一人でエレベーターに乗った男が――
一階に着いたときには、すでに死んでいた。
そのエレベーターは十一階から一階まで、
途中停車なしの直通便。
動く密室。消えた凶器。故障中の監視カメラ。
まさに“完全犯罪”と呼ぶほかない状況だった。
そして容疑者は、たった三人。
捜査に挑むのは、
これまでに二十四件の難事件を一日以内で解決してきた
天才警部補――“24時間の安由雷(アユライ)”。
相棒は、オンラインゲームで出会った
推理オタクの“権造”をブレーンに迎える――新米刑事・悠真。
ゲームの中で権造が語った“潜水艇の不可能殺人”と、
現実の“エレベーターの中の殺人”……
その虚構と現実、ふたつの殺人事件が交差するとき、
迷宮に封じられた“動く密室”の謎が崩れ始める。
『――ミステリー? いや、コントだろ、これ!?』
迷宮と笑いの狭間で、天才と天然が暴く“25件目の完全犯罪”。
――◇――
※本作は、「25周年アニバーサリーカップ」のために創ったものです。
文字数 69,355
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.10.27
2
岡山の旧家に一人住む叔母の夫の初盆に行った竣介は、叔母の家に着くなり、誰かに監視されていることに気が付いたが、誰もいなかった。高台にある叔母の家の上と下に家があるだけだったが、この二家は常に叔母の生活を監視し、留守になると侵入してコソ泥を働いていた。実家の秋祭りの日、竣介は叔母を車に乗せ実家の秋祭りに行った。その日、下の家のコソ泥が頭蓋骨打撲で死ぬと、上の家のコソ泥も農薬を誤飲して翌日死んだ。岡山県警の吉原警部補は叔母以外犯人はいないと、捜査を開始するが、竣介と叔母は実家の秋祭りに参加していた完璧なアリバイがあった。
文字数 20,796
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.12.17
2
件