サスペンス 小説一覧
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1
桜見荘302号室に関する怪異報告
旧題:隣人意識調査の結果について
「隣人意識調査を行います。ご協力お願いいたします」
隣人意識調査の結果が出ましたので、担当者はご確認ください。
一部、確認の必要な点がございます。
今後も引き続き、調査をお願いいたします。
伊佐鷺裏市役所 防犯推進課
※
・モキュメンタリー調を意識しています。
書体や口調が話によって異なる場合があります。
・この話は、別サイトでも公開しています。
※
【更新について】
既に完結済みのお話を、
・投稿初日は5話
・翌日から一週間毎日1話
・その後は二日に一回1話
の更新予定で進めていきます。
2
私は逃げてみせます。国からも。儀式からも。
突然、目の前の階段から転がってきた令嬢にぶつかられ、私は倒れた。
前世の感覚を思い出し、何かがおかしいと気づく。
けれど、その違和感の正体が分からない
両親も、侍女も、婚約者また私に甘い。
なぜ? 私は美女というわけではない。
自分の記憶を探ってみても異常なことばかりだ。
なぜ? 疑問ばかりが浮かんでくる。
この違和感は一体どこからくるの……?
Copyright©︎2026-まるねこ
3
生きて帰った日、両親は「娘はもう死んだ」と言った
三日ぶりに家へ戻った日、埼玉県川口市にある田原家の前で、私は足を止めた。
玄関先には白い菊が二列に並べられ、門のそばには黒と白の葬儀案内が掲げられていた。庭には見知らぬ車が何台も停まり、近所の人や親戚たちが黒い喪服姿で、声を潜めながら出入りしている。
一瞬、家を間違えたのだと思った。
けれど表札には、はっきりと「田原」と書かれていた。
私は玄関の引き戸を開けた。中には線香の匂いが満ちていた。
客間の中央には白木の祭壇が組まれ、供花、白木の位牌、焼香台がそろえられている。黒い額に入った遺影が、その真ん中に置かれていた。
写真の中の女の子は、私が一番好きだったベージュのニットを着ていた。長い髪を肩に垂らし、穏やかに笑っている。
けれど、その顔は私ではなかった。
私は玄関で立ち尽くした。手足の先が冷たくなっていく。
4
『死に戻り幼女は二度目の人生で黒幕を嗤う〜冷血公爵父と暗殺者少年に溺愛されながら、完璧な復讐を〜』
王太子毒殺未遂の濡れ衣を着せられ、悪役令嬢として断頭台の露と消えたクロイツ公爵令嬢ルシリア。
しかし、首を切り落とされたはずの彼女が目を覚ますと——そこは十五年前、無力な「五歳児」の自分の寝室だった。
自らの破滅を振り返ったルシリアは、出されたミルクに漂う微かなアーモンド臭から、五歳の時点で公爵邸乗っ取りを企む叔父の手による「遅効性の毒殺計画」が始まっていた事実を突き止める。
二度目の人生、ただ怯えて死を待つ気など毛頭ない。
中身はあらゆる謀略をくぐり抜けてきた大人の知性。ルシリアは天使の皮を被り、自室に潜む盗聴魔導具や毒の証拠を揃えて、前世では冷酷に自分を見捨てた「氷の公爵」——実父アレクセイとの直接交渉に踏み切る。
「お父様、わたくし、殺されそうですの」
幼き娘が暴いた邸内の暗殺網と健気な涙に、冷徹だった父の理性は粉々に粉砕。
愛娘を害する者を根絶やしにせんと誓う「狂気の親バカ」へと覚醒する。
さらにルシリアは、瀕死の重傷で邸内に迷い込んできた暗殺組織の少年キリアンを救い出し、前世の知識と慈愛(という名の調教)をもって懐柔。
自ら以外には牙を剥く狂犬系護衛として手中に収める。
表の絶対権力を握る過保護な父と、裏社会の暗殺術を持つ忠犬少年に骨抜きにされながら、ルシリアは密室で発動した時限式毒針オルゴールのトリックを暴き、叔父の背後に潜む第一皇子陣営の影を捕捉する。
「ただ身を守るだけなんて、退屈ですもの。すべてを手に入れたと油断した瞬間に、地獄へ突き落として差し上げますわ」
無垢な微笑みの裏に冷酷な牙を隠した幼女が、父と騎士の規格外な溺愛を武器に、自分を陥れた黒幕たちを社会の底へと叩き落とす華麗なる逆襲サスペンス。
5
助けてって言ったら、負けなんです
篠原美月、二十二歳。毎朝七時に「おはよう」を送る相手が三人いる。全員、五十を過ぎた独り身の男だ。
マニュアルどおりに信頼を作り、マニュアルどおりに「どうしよう」と送ると、お金が振り込まれる。頂いたお金は、歌舞伎町の担当ホストの売掛に消える。
助けて、とは言わない。言ったら負けだと、マニュアルをくれた先輩に教わった。
三人目の田淵は、少し変だった。返信が三秒で来る。心配はするのに「何かできることない?」とは言ってこない。お金の話をしても「そうか」しか返ってこない。それでも振込は続いた。三百万の線を越えても。
八か月後、美月は逮捕される。被害者は三人のはずだった。
田淵だけが、被害届を出さなかった。
6
椅子に座りますか
午前7時45分、新宿へ向かう満員電車の車内。
本来弱者が座るべき「優先席」でふんぞり返っていた男が、突如として爆死した。
焼け焦げた残骸の下に残されていたのは、一枚の不気味なシール。
『椅子に座りますか』
それは、特権階級や傲慢な者たちを「七つの大罪」に見立てて裁く、姿なきテロリストによる壮絶な処刑劇の幕開けだった。
次の生贄を決めるのは、安全圏から他人の死を娯楽として消費するネット大衆の「多数決」。
数十万人の悪意が暴走し、次々と特等席が業火に包まれていく中、警察組織の腐敗に絶望しながらも「目の前の命を救う」という信念を貫くはぐれ刑事・真下は、見えない狂気に立ち向かう。
殺意をエンタメとして消費する大衆。
保身のために真実を隠蔽する権力者。
そして、社会の歪みを嘲笑う犯人
――正義とは何か。悪とは何か。
現代ネット社会の闇と人間の業を徹底的に抉り出す、予測不能のノンストップ・社会派サスペンス!
さあ、次は誰の椅子が火を噴くのか。
※本作は全21万文字の長編サスペンスです。すでに完結まで執筆済みとなっており、毎日朝7時20分と夜20時20分に更新します。
7
MIRUM EX ARTE
若き天才外科医は、手術、救急、研究医療を越え、やがて未知の領域へ──。
異稟を秘めた彼の歩みには、幾つもの命と人生が交錯し、その一つひとつが新たな道を拓いていく。
変わっていくのは、医療か。それとも彼自身か。
※読後コラム(医療補足説明など)を作成してます、詳しくは目次一覧の下部をご覧ください。
※本作は、以前制作した『奇跡の外科医に』を全面的に再構成したリファイン版です。
8
断章のデュエリスト
新宿・西口の高層ビル街。
主人公 九条蓮(17) はごく普通の高校生。
放課後、友人と別れた帰り道で「現実が歪む」ような奇妙な感覚を覚える。
そのとき、目の前の空間に「裂け目」が走る。
蓮は声にならない不安を覚え、初めて「ブレイカー(境界を裂く者)」の片鱗を発動させる。
しかし、すぐに意識を失う。
主要登場人物
主人公
九条 蓮(くじょう れん)
年齢:17歳
性別:男
職業:学園都市「斎苑学園」二年生
性格:冷静沈着、分析力に優れるが、内面は激情家
異能:《境界ノ断章》
派生技
《裂界》
《断頁》
《空白刃》
《境界再編》
読んだ「物語」の一節を具現化する能力。
例:「平家物語」を引用すると「祇園精舎の鐘の声」が実体化し、周囲の異能を封殺する。
役割:物語の中心人物。
相関:失踪した姉・九条 天音の真相を追う。
ヒロイン2人
氷室アリア/異世界から来た人
年齢:16歳
性別:女
異能:《氷鏡ノ断章》
派生技
《白銀綴界》
《凍月ノ頁》
《雪華連環》
《零界・氷葬》
職業:二年生/九条 蓮の同級生
役割:「境界の向こう側を知るヒロイン」
境界異常を知っている
エッジズとの関係
蓮のブレイカー能力を理解する
蓮と共に戦う
神楽 木葉(かぐら このは)
年齢:16歳
性別:女
職業:一年生/生徒会情報局所属員
性格:人懐っこいが、裏では高度な情報戦を仕掛ける策士
異能:《竹取ノ幻影》で記録・記憶・情報を再現
「かぐや姫」の断片を引用し、光の羽衣で相手の五感を惑わせる。
役割:蓮のパートナー。情報収集能力が異常に高い。この世界に残された情報を知るヒロイン
斎苑学園の過去を知る
蓮の正体を調べる
後に《失われた図書館》へ繋がる
蓮の「知らないこと」を補う
ライバル
斎宮 朔夜(いつき さくや)
年齢:17歳
性別:男
職業:学園最強のデュエリスト
性格:冷酷無比、勝利至上主義
異能:《草薙ノ剣》
古事記の一節を解放し、雷を纏う神剣を召喚。
役割:序盤は敵、後半は共闘する存在?
9
五年前に埋めた夫から、午前三時に電話がかかってきた
午前三時、知らない番号から電話がかかってきた。受話口から聞こえてきたのは、低く掠れた男の声だった。私が一生忘れられない、あの声だった。
「英子、会いに来てくれよ。俺たち、ずいぶん会ってないだろ」
その瞬間、全身の血が冷たくなった。あれは夫、森川蓮司の声だった。けれど蓮司は、五年前に死んでいる。彼は私を終わりのないDVの地獄へ引きずり込んだ。ある夜、限界を迎えた私は包丁を彼の胸に突き立て、遺体を家の裏にある杉林へ運び、土の中に埋めた。
翌日、私は村の人たちに、蓮司は遠くの建設現場へ働きに行ったと告げた。
電話を切ったあと、私は一睡もできなかった。けれど翌朝、蓮司は足を引きずりながら、血だらけの顔で玄関先に現れた。冷えきった目で、じっと私を見ていた。
「どうして会いに来なかった?」
彼の手が私の首にかかった。私は必死にもがいたが、やがて完全に息ができなくなった。次に目を開けたとき、私はまた午前三時に戻っていた。手の中では、スマートフォンがまだ震えていた。
10
ぼくはここにいる、あなたはどこにいる 〜高額バイトで撃たれた僕、見ている僕〜
画面の向こうに、本当に誰かいるのか。僕は、確かめたことがなかった。
2030年、新宿。
鍛治有人、二十五歳。分身ロボットを作る会社の新人エンジニア。人付き合いに興味はない。三か月通うコンビニの店員の名前も、知らないままだった。
夜は親の借金を返すため、自社の試作機を無断で持ち出し、一人暮らしの高齢者の家を回っていた。電球を替え、話を聞く。ありがとうと言われる。いい仕事だと思っていた。
ある雨の夜、預かった封筒の中身が現金だと気づくまでは。
返しに戻った帰り道、路地で背後から撃たれる。痛みは届かない。遠隔操作の身体は痛みを感じない。届いたのは、音だけだった。
生身の彼は、無傷だった。
壊れたのは、彼と同じ顔をした機体だけ。誰にも言えないまま、彼は自分の死体を回収しに行く。
なぜ撃たれたのか。撃ったのは誰か。あの夜、もう一人は何をしていたのか。
調べるうちに、彼は少しずつ人に訊くようになる。黙って庇い続けていた上司に。あの夜を見ていた店員に。
そうやって人の顔を数えはじめた頃、彼はまだ気づいていない。
数え忘れているものが、一つだけあることに。
11
美人研究員はマフィアのボスと夕食をする
美人研究員リリスの仕事は、危険な薬物を分析すること。
ある日、彼女の元に持ち込まれたのは「青い錠剤」と呼ばれる正体不明の合成麻薬だった。
調査を始めたリリスは、やがて一人の老いたマフィアのボスと知り合う。
「俺は薬が嫌いなんだ」
彼はそう言いながら、青い錠剤の背後にいる新興カルテルの名を口にした。
そして翌日。
リリスを乗せた車に銃弾が撃ち込まれる。
彼女を助けたのは、少々荒っぽい一人の刑事だった。
しかし、それは始まりに過ぎなかった。
新興カルテル、老舗マフィア、国外から流入した武装勢力。
彼らの思惑が交錯する中、リリスは青い錠剤の原料が国外から運び込まれていることを突き止める。
事件の規模は、彼女が想像していたものより遥かに大きかった。
そしてついには、アメリカ本国のFDAまでもが動き出す。
ただ薬を分析していただけの研究員は、巨大な犯罪事件の中心へと引きずり込まれていく。
彼女にできることは少ない。
だからこそ、彼女は自分にできることをする。
青い錠剤の正体を暴くために。
12
『琥珀色の記憶をほどいて ―時洲美波と真実の足跡―』
東京の下町に佇むアンティークショップ『時洲堂』。
若き店主・時洲美波は、持ち前の温かい眼差しと古物商としての観察眼で、今日も『迷子になったモノ』に宿る人々の想いを紐解いていく。
賑やかな三枝夫婦と共に冬の北海道・洞爺湖を巡る心温まる小旅行から始まり、エリート刑事・桐生が持ち込んだ巨大な汚職事件と偽装殺人のアリバイ崩し、近所の少年・健太と熱狂した球場で『忽然と姿を消したホームランボール』の行方探し、そして角膜と心臓を移植された青年を苦しめる『細胞記憶』の悲しき過去の解明など、此度も多彩なモノの記憶と人間ドラマが交差する。
しかし、穏やかな下町の日常は、ある男の失踪によって唐突に終わりを告げる。
猛吹雪の夜に時洲堂を訪れた、底知れない闇を纏う元刑事のフリーライター・牧村秋義。
彼が突如として消息を絶ち、後輩刑事の綾瀬に託されたのは、愛用の『銀のジッポライター』だった。
牧村が命懸けで遺した沈黙の道標を辿る美波は、やがて水濡れの手帳に刻まれた異常なまでの筆圧から、彼がたった一人で追い続けていた恐ろしい『過去の亡霊』の正体を知ることになる。
それは、美波自身が10年間信じ続けてきた『両親の死』の原因を根本から覆す、あまりにも残酷で巨大な闇への入り口だった――。
下町の人情溢れる謎解きから、息を呑むハードボイルドなサスペンスへ。
モノの声を聴く心優しき古物商が、ついに己の人生を揺るがす最大の核心へと足を踏み出す、激動と覚悟の第4弾!
13
【R18】神守島の生贄少女は遅すぎた
神守島、それは男子高生と女子高生は今まで一度も交流したことが無い、一人の巫女の野望によって作られた島。16歳を迎えた選別された少女達は、生贄として選ばれる。閉じ込められた学校で、人生で一度も見たことが無い男子生徒との邂逅。邂逅と呼ぶには余りにも暴力的で、遭遇に近い少年達との出会いは、血と精液の匂いに塗れることとなる。
14
偶然の賜物(serendipity
人は生きているだけで物語がある
日常から圧倒的非日常へ!
なんでも屋を営む青年が、依頼人とのコミカルな会話の中で、疑問・散りばめられた伏線により、ある日を境に平凡な日常から乖離(かいり)してゆく物語。
ジャンルはミステリーとなっていますが、作者はコミカルサスペンスだと考えています。今後、この青年の日常がどうなっていくのかお楽しみ下さい。
YouTubeあるこの物語(第1部)のPVショート動画はこちらから: https://youtube.com/shorts/-yLsjKrGuzc?si=9fmdB6J-n7BXxTRH
この作品はカクヨム・エブリスタでも掲載中です。(重複投稿)
15
ヤクザと島
1995年、下甑島へ向かうフェリーが爆破された。
ヤクザの息子である上総を救ったのは、漁師の孫の悠代だった。
彼らは漂着した無人島でサバイバルを始める。
一方、広島では、フェリー爆破事件の黒幕を追う男がいた。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体などとは関係ありません。
16
神町恵の奇妙なお話
これは、どこにでもありそうで、どこかがおかしい。
日常の隙間に潜む小さな違和感。
何気ない一言。
偶然のように起こる出来事。
そして――その先に待ち受ける、予想もしなかった結末。
本作は、ミステリー、ホラー、コメディ、皮肉、奇妙な人間ドラマなど、さまざまなジャンルを詰め込んだ短編集。
怖い話。
笑える話。
考えさせられる話。
意味が分からないのに、なぜか頭から離れない話。
それらに共通しているのは、ただ一つ。
「何かがおかしい」
これは、あなたの日常のすぐ隣にあるかもしれない、奇妙な物語たち。
ページをめくった先で待っているのは、恐怖か、笑いか、それとも――。
神町恵の気まぐれで編み出した奇妙なストーリーが幕を開ける。
17
【完結】ツインクロス
冬樹と夏樹はそっくりな双子の兄妹。入れ替わって遊ぶのも日常茶飯事。だが、ある日…入れ替わったまま両親と兄が事故に遭い行方不明に。夏樹は兄に代わり男として生きていくことになってしまう。家族を失い傷付き、己を責める日々の中、心を閉ざしていた『少年』の周囲が高校入学を機に動き出す。幼馴染みとの再会に友情と恋愛の狭間で揺れ動く心。そして陰ではある陰謀が渦を巻いていて?友情、恋愛、サスペンスありのお話。
18
この空の下 復讐編
長編小説第二部(全十二章)現代サイキックサスペンス。
《研究所編》続編。(先に『研究所編』をお読み下さい)
研究所を逃れた六人のその後から、研究所と決着を付けるまで。
全編にわたって、暴力・流血などの痛々しい表現が頻出します。苦手な方はご注意下さい。
研究所から脱して一年半後。懸命に働き続けてきた瞬は、疲れ切っていた。
自分の身体と感情をもてあまし、瞬は悠を避けるようになる。そこへ一人の男が現れた。
それは果たして偶然なのか、それとも必然なのか。
尽くし溺愛攻×健気受。主人公がとても不幸ですが、最終的には必ずハッピーエンド。
全編にわたって残酷・暴力・流血表現などが頻出します。ご注意下さい。
19
『君を見つめて、六年経った。』──待って、選んで。……そして信じた。
一番近い場所で、一番遠い恋をしていた──
高校の入学式で一目惚れしてから、六年。
高橋 遥陽(たかはし はるひ)は、親友・一ノ瀬 蒼(いちのせ あお)への片想いをずっと隠してきた。
大学三回生の初夏。
蒼に近付く男への嫉妬をきっかけに、長すぎた片想いがついに動き始める。
しかし想いが動き始めたその頃、高校時代の写真や、不自然なほど行動を把握した不気味なメッセージが届くようになる。
親友から恋人へ。
監視事件、留学、遠距離恋愛、そしてその先の人生へ。
「待つ」ことから始まり、最後に自分たちの未来を「選ぶ」までの物語。
恋愛 × サスペンス × 遠距離。長編BL。全38話、完結まで予約投稿済み。
20
運命に導かれし乙女
抗えない運命がある。
それはどうする事もできない。
幼少期に彼と出会い別れた。
もう彼とは会うことはないと思ったのに
彼と再会した。そしてまた別れた。
彼には既に愛する人がいたから
何も言わずに彼の前から消えた。
これでもう二度と会う事はないと思ったのに
また会ってしまった。運命に導かれたように彼と再々会した。
出会いと別れを繰り返した2人の運命は…
果たして偶然の再会、留学、恋愛、
全ては運命によるものなのか?
運命に似せ人為的に操る事もまた然り、
それができるのは誰なのか?
21
ガラスの檻〜美獣監禁
痺れた腕が疼いてふっと意識が戻る。
わたしは大きなガラスの箱の中で囚われていた。
両腕を金属のチェーンで吊られた状態で…。
足首にもチェーンが繋がれ、逃げることなど不可能。
なぜ。どうして…
忌まわしい記憶と本人さえ知らなかった哀しい生い立ち、そして男たちの昏い欲望が絡み合い、誰も予想しなかった結末へ雪崩れ込んでゆく。
◯主な登場人物
佐伯栞里(さえきしおり)
二十四歳 大手広告代理店勤務
通勤途中で拉致されガラスの部屋に囚われてしまう。
小島亜美(こじまあみ)
佐伯栞里の同僚
仕事で栞里と連絡を取る必要があり、御厨智(みくりやさとし)に相談する。
佐伯純也(さえきじゅんや)
栞里の弟
島田光一(しまだこういち)
栞里の義理の兄
御厨智(みくりやさとし)
佐伯栞里の恋人
白岡大輝(しらおかだいき)
東興大学附属病院長にして東興大学医学部学長
会員制倶楽部"Salon de Veronica persica" 総帥
"D"ディーと呼ばれている。
白岡愛里紗(しらおかえりさ)
故人
白岡大輝の妹
栞里の母
佐伯幹雄(さえきみきお)
故人
栞里の父
進藤誠一郎(しんどうせいいちろう)
東央学藝大学美術部教授
島田耕三(しまだこうぞう)
芸能プロダクション社長
島田光一の父
スイレン
サロン・ド・ヴェロニカペルシカのFrau
二十三歳
本名は神野優羽(じんのゆう)
Frauでない時は、医療機器輸入商社の海外営業部に勤務している。
工藤
Dの右腕
22
30歳の誕生日のロウソクを吹き消した瞬間、最愛の夫が他人の婚約者になっていた件
三十歳の誕生日の夜、夫の久我怜司は、伊豆の海沿いにある別荘で盛大な誕生日パーティーを開いてくれた。
けれど、私が目を閉じて願い事をし、ろうそくを吹き消した瞬間、別荘中の明かりが一斉に落ちた。
再び照明がついたとき、さっきまで私にグラスを掲げて祝福していた招待客たちは、まるで化け物でも見るような目で私を見ていた。
「何なの、この女。久我さんと白石さんの婚約披露の席に勝手に入り込んでくるなんて」
リビングの大型モニターに流れていた文字も、「佐倉澪さん、お誕生日おめでとう」から、「久我怜司&白石莉奈 ご婚約おめでとうございます」に変わっていた。
私は混乱したまま怜司の袖をつかんだ。けれど、彼の母親だという千鶴子に頬を叩かれ、床に倒された。彼女は精神科病院の診断書のコピーを私の顔に投げつけ、私は妄想癖のあるストーカーだと、冷たい声で周囲に告げた。
親友の森下遥でさえ、電話の向こうで小さく笑った。
「澪、また具合が悪くなったの? 大学を出てからずっと独り身だったじゃない。夫なんて、どこにいるの?」
その瞬間、私はようやく理解した。
彼らが私を忘れたのではない。
この世界に信じ込ませようとしているのだ。
佐倉澪という人間は、最初から存在していなかったのだと。
23
瀏亮に響く光子~記憶の座標~
馬を駆り、弓を引き、剣を執る――剣道三段。それでも光弥子は、逃げるように奄美大島へ来た。人には見せられない、白い痕を胸に秘めて。
海で彼女を救ったのは、緋色の瞳を偏光レンズに隠した赤毛の男・カイト。飄々と笑う彼もまた、自分が何者かを決して明かさない。
ふたりが惹かれ合うほどに、忍び寄る影がある。カイトの過去を追う者たち、光弥子の周りに潜む思惑――そして、二千年前に引き裂かれた一対の記憶。
守られるだけの女じゃない。危機に立てば、カイトを救うのは彼女の方だ。互いに背を預け合い、二人は宿命の核心へ踏み込んでいく。
伝承と現代科学が響き合う、恋と宿命のサスペンス。
――瀏亮に響く光子( りゅうりょうにひびくこうし) ――
24
デバッグ・ザ・フューチャー ―不敗の社長と、3日前に戻る限界SE―
9月20日、4時50分。俺は誰もいない運用室で死んだ。
目が覚めると、3日前の朝だった。
シラカワ・ワークスに常駐する運用保守要員、黒瀬彰、31歳。9年間、誰にも読まれない報告書を書き続けてきただけの男だ。
同じ台風が来る。同じ業務連絡が飛ぶ。同じ雷が落ちる。そして同じ4時50分に、また死ぬ。
場所を変えても、休んでも、鍵をかけて閉じこもっても、時刻だけが動かない。
うちの現場の社長は、失敗しない。社内ではそれが、天気の話をするのと同じくらい当たり前だった。だから誰も、その理由を考えたことがない。
──9年間、他人の記録を読むことしかできなかった男が、自分の死を1件の障害として調査しはじめる。
原因不明の障害に、対策は打てない。
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【本作について】
※最終話まで原稿完成済み。エタらない宣言。
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「原石航路」に同時掲載しています。
※表紙画像はAI生成したものです。
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25
別人
友人と食事を楽しんでいた主人公。
その友人は姑の呼び出しを受けて帰宅すると、そこには殺された夫の遺体があった。
状況証拠はすべて友人を犯人として示している。
主人公は友人の無実を信じ、真犯人を探し始める――。
26
命を救ってくれた最強上司の一番になりたくて、今日もヤバい日常をなんとか生きてます。
「この命はあの人のために使う」
年下犬系部下×最強完璧上司。裏社会を生きる専属運転手とマフィア幹部の主従BL。
民族紛争の傷跡が残る架空の国アストリアの最大勢力〈フィオーレ〉に所属する幹部・真と、彼の専属運転手兼アシスタント・カイ。
一番になりたいカイと、大切なものをこれ以上増やしたくない真の仕事や日常など、二人の時間を切り取った短い話を投稿しています。
※別のシリーズで投稿した二人の話も一部修正し再掲載しています
27
ドルフィン家の令嬢は煌びやかに笑う
女子高校生の梨絵はコンビニへアイスを買いに行った帰り
気付いたら魔方陣のある部屋へ
召喚魔法が成功した 聖女が来たと皇子達からもてはやされるが
お披露目会で出会った小さな伯爵令嬢からは‟お可哀想に”と言われてしまう。。。回復魔法を使う事で皇子や領民から喜ばれるが少しづつ少しづつ違和感が膨れ上がる ロマンスあり コメディーあり バトルあり の異世界転移ミステリー
28
異し君に慈し尽くし【現代和風ファンタジーBL】
【完結保証 全文執筆済み オカルト×サスペンス×和風ファンタジーBL】
ある日、少年が行方不明になった。少年の名前は莫塚(なつか)、家族同然に育った祀(まつり)は幼馴染の慰祓(いはら)と共に莫塚の行方を捜索する。捜索するうち、祀たちは蝋(ろう)の協力も得て、この世とあの世、此岸と彼岸の間の世界『隠り世』へ迫っていく。 ※R18作品です。18歳未満の閲覧を禁止いたします。 ※登場人物の性格、過去について暴力、強姦(被害者)、反社会的属性など過激な表現が一部含まれます。 ※日本神話的表現があります。タイトルの読み方は『あだしきみにいつくしつくし』です。
29
ネバーランド 番外編
※注意書き※
こちらは著者の小説『ネバーランド ~希死の楽園~』の番外編集となっております。
本編のネタバレ、および、本編を読まないと意味の分からない内容になっていますので、ご了承ください。
5つの短編を連載予定です。
本編はBLですが、こちらの話にはBL要素はほぼないです。
内容は以下の通り。
①トカゲの夢 全13話 本編中・殺人鬼視点/最終話投稿・10月3日(土)
②ウサギの夢 全9話 本編中・デスゲーム管理人視点/投稿予定日・10月3日(土)~10月11日(日)
③準備中
④準備中
⑤準備中
30
名門御曹司の婚約者を奪ったあざといルームメイトが、三日後「助けて」と泣きついてきた
午前一時、大学近くの女性専用シェアハウスは、エアコンの低い音だけが響いていた。森下莉香から一枚の写真が送られてきた。ホテルのスイートルームらしいベッドの上で、彼女は片方の肩を露わにし、鎖骨のあたりには生々しい赤い痕が残っていた。
背後の男の顔は写っていなかった。けれど、画面の端に映った手首だけで、私は十分だった。そこに巻かれていた白檀の腕輪念珠を、私は知っていた。
あれは、私が神宮寺怜央に贈ったものだった。
東京・港区の旧財閥系一族、神宮寺家の後継者。神宮寺家は老舗の不動産開発会社を中核に、近年は医療・介護施設への投資も広げていた。怜央はその跡取りとして、著名な卒業生であり、大学の有力なスポンサーでもある人物として、たびたび私たちの大学に顔を出していた。
31
マダミス廃人の完全犯罪 ~リアル・デスゲームの洋館で、私は最初の殺人犯(ジョーカー)を演じ切る~
山奥の豪奢な洋館に、美術品の鑑定人として招かれた一条紗夜。
しかし、彼女の真の目的は、自身の父を死に至らしめた洋館の主・灰原への「復讐」だった。
そしてもう一つ、彼女には隠された素顔があった。それは、数々の難事件を盤上で解決——あるいは犯人として暗躍してきた、生粋の「マーダーミステリー」ヘビーユーザーだということ。
嵐によって外界から完全に孤立した夜、紗夜は自身の持つミステリーの定石(セオリー)を総動員し、見事な完全犯罪で灰原を殺害。復讐を完遂する。
だが直後、何者かの手によって洋館の防犯システムが破壊され、残された欲深い人間たちによる極限の「リアル・デスゲーム」が幕を開けた。
吊るされる死体、偽装される密室、そして死んだはずの灰原が残した悪意のジオラマ。
この館に潜む、狂気のゲームマスター(第九の人間)は一体誰なのか?
なぜ犯人は、紗夜が灰原を殺した「第一の事件の真犯人」であることを知っているのか?
次々と起こる想定外の惨劇の中、紗夜はこれを「リアル・マダミス」の盤面と捉え、生き残りを賭けた頭脳戦に身を投じていく。
横領犯、愛人、遺産を狙う毒婦、そして復讐者。
全員が悪人で、全員が嘘つき。
見えざる敵の仕掛ける罠(シナリオ)を逆手に取り、マダミス廃人の悪女は完全犯罪と生還、そして莫大な闇財産を奪い去るための「最悪なエンディング(トゥルーエンド)」を自ら書き換えていく――!
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官能の捜査線 〜エリート女刑事、潜入先の極秘クラブで夫の「真実」を暴く〜
「君は、伊敷家の完璧な『盾』であってくれればいい」
……そう言われて、私は仕事一筋に生きてきた。
警視庁捜査一課の警部補・結衣(ゆい)。
周囲から「氷の女」と恐れられる彼女の唯一の安らぎは、商社マンの夫・拓海(たくみ)との穏やかな生活だった。
たとえ、夜の営みが冷え切り、レスに悩む日々であっても、彼だけは自分を裏切らないと信じていた。
しかし、政財界が関与する贈収賄事件の潜入捜査が、結衣の人生を狂わせる。
潜入先は、選ばれた者しか入れない秘密の会員制クラブ『エデン』。
結衣は「官能的な未亡人」を装い、自分でも驚くほど際どい黒のドレスを纏って、闇の社交場へ足を踏み入れる。
シャンパングラスの向こう側、仮面を被った男女が本能のままに溺れるその場所で、結衣は見てしまう。
見知らぬ美女の腰を乱暴に抱き寄せ、首筋に熱い吐息を吹きかける、愛する夫の姿を。
(……拓海さん、嘘でしょう? 出張だって、言っていたのに)
裏切りへの絶望、捜査官としての使命、そして自分の中に眠っていた「女」としての疼き。
結衣に近づく謎の用心棒・カイトの危険な指先が、彼女の理性を甘く溶かしていく。
夫はただの客なのか、それとも犯罪の片棒を担ぐ「黒幕」なのか。
密室の取調室、潜入先の寝室、そして嘘に塗れたマイホーム。
捜査線上に浮かび上がるのは、あまりにも醜悪で、官能的な真実の数々。
正義を貫くか、それとも愛の毒に溺れるか――。
エリート女刑事が辿り着く、衝撃の結末(ラスト)とは。
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ふぁでぃす・ばでんでぃん! ~バッドエンドからはじまるループもの~
【1999年、夏。世界は終わらなかった。でも、ループしていた】
東京から遠く離れた南の島。
主人公は七年ぶりに島へと戻り、友人たちと楽しい夏を過ごす。
だが、祭りの夜を境にすべてが変わってしまった。
何かに怯え、次々と姿を消してゆく友人たち。
主人公にはなすすべもなかった。
あの〝人魚〟に出会うまでは――
繰り返す、夏の惨劇の謎を解け。
【小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで掲載しています】
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フルスペクトラム
複雑な恋愛遍歴やトラウマ的思い出に悩む千聖。
実は単なる恋愛よりも、人生全般に関わる秘密が作用していた。
ある夏の思い出を軸にした、心と恋愛の癒し小説。
普通の人達の恋愛、結婚について。
年齢層は高めで、その枠に囚われない愛☆
トラウマや重い話も含みます。
NOTE、カクヨムでも更新中!
もしこちらで更新がない時は、他のサイトで更新しているかもしれません。
使い勝手によって、どこかに絞るつもりですが、当面は更新します。
一応、
NOTE:https://note.com/myrrh_e
カクヨム:https://kakuyomu.jp/users/myrhh-e/works
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空を見たあと起こること
パン屋で働く賛歌(さんか)は、青空を見ると予知してしまうという、特殊な能力を持っていた。
そんな彼女はある日、絶縁した母の死を予知してしまう。
親友が襲われる予知もしてしまい、賛歌の日常は緊張感を増していく……。
不穏な予知をめぐるサスペンスミステリー
※この作品はエブリスタにも投稿しています
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穢れた、記憶の消去者
望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。
この、記憶消去方を開発していたエンジニアの一人であった筧葉子(かけいようこ)が、ある日突然自殺した。
葉子の死を苦痛に感じていた婚約者の仁平薫(にへいかおる)は、記憶の一部を消すことで、気持ちを切り替え前を向こうとしていた。
そんな彼の元に、心の傷をえぐるかのように、葉子とよく似た容姿を持つ少女、柚乃(ゆの)が現れる。
すべての記憶を失っていると自称する彼女は、しかし、なぜか薫の名前だけは覚えているのだという。
また、柚乃の頭の中には、誰のものかわからない他人の記憶が宿っていて?
同じように薫の頭の中にも、他人の記憶がいつの間にか宿っていたのだった。
なぜ、他人の記憶が二人の頭に宿っていたのか?
はたして柚乃は何者なのか?
次第に謎が紐解けていく中、薫の元に葉子からの遺言(ゆいごん)が届いた。
※表紙イラストは、SKIMAを通じて知さまに描いていただきました。ありがとうございました。
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婚約者に偽の氷河期を信じ込まされ、私は真夏の東京で凍死した
七月の東京は、息をするだけで肺が焼けそうなほど暑かった。
けれど佐倉美緒は、婚約者の桐谷悠真に「世界は氷河期に入った」と信じ込まされ、偽りの終末の中へ閉じ込められた。
悠真は寝室を密閉し、偽の災害情報を作り、業務用エアコンとドライアイスで極寒の部屋を作り上げた。美緒は恐怖と信頼の中で、少しずつ凍えていく。死の直前、彼女はたった一着のダウンコートまで悠真に渡し、「私の代わりに生きて」と願った。
だが魂が身体を離れた瞬間、美緒が見たのは、扉の外に広がる真夏の陽射しだった。
終末など、どこにもなかった。悠真と親友の白石雪乃は隣の部屋で食べ、飲み、笑いながら、美緒の死を待っていた。彼女の預金と、文京区の分譲マンションを奪うために。
ゴミ箱に捨てられた美緒は、やがて怨霊となる。
彼らが氷河期を作ったというのなら、今度は美緒が、この真夏の部屋を本物の氷の牢獄に変える。
開かない玄関。暴走するエアコン。途切れた電波。目の前にあるのに越えられない生への出口。
裏切り者の二人は、少しずつ絶望の底へ引きずり込まれていく。
翌日、警察が扉を開けたとき、そこには東京で最も奇妙な密室冷凍事件の現場が広がっていた。
38
屈辱と愛情
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
39
今度はあなたと共に。
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実だった。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない"
そう決心して。
彼女の思いに応えるように、次に目を覚ますと、彼女は幼少期まで戻っていた。
※序章ー皇太子視点
本編ーリリア視点(皇太子視点有り)
番外編ーラミア視点
※なろう同時掲載
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6番目の妃候補に捧ぐ最期の口づけ
「25歳までに皇帝に望まれなければ、この後宮から追い出される」
異族の血を引く漆黒の髪を持つ15歳のナタリー。
不思議な能力があると噂されながらも、その兆候すら見せない彼女は、周囲から蔑まれていた。
しかし、宮廷を血に染めた凄惨な内乱の日、彼女の中で「不完全な未来の記憶」が覚醒し始める――。
不条理な運命を欺き、後宮の謎に迫る壮絶な宮廷サスペンス!