青春 キャラ推し 小説一覧

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私はマスコットキャラの推しはやめられない

プロローグ「私の推しはクロッピー!」 黒江美沙には、誰にも負けない大好きなものがある。 それは、マスコットキャラクターのクロッピーだった。 「かわいい……! やっぱりクロッピーは最高!」 美沙の部屋には、クロッピーのぬいぐるみやキーホルダー、缶バッジ、ポスターが所狭しと並んでいる。 朝起きると、まずクロッピーに「おはよう」と声をかける。学校から帰ると、集めたグッズを眺めながら一日の疲れを癒やす。 そして今日は、待ちに待ったマスコットイベントの日だった。 「今日はクロッピーに会える!」 美沙はお気に入りのバッグにクロッピーのグッズをつけ、会場へ向かった。 会場には、たくさんの人が集まっていた。ステージの上では、クロッピーが元気いっぱいに手を振っている。 「クロッピー!」 美沙も大きく手を振り返す。 やがてステージには、別のマスコットキャラクターたちも登場した。 燃えるように元気なモエッピー。 のんびりした雰囲気のモックル。 ペンギンのような姿をしたペンドン。 不思議な動きが魅力のタイマルン。 花の飾りがよく似合うハナルン。 少しクールな雰囲気のブラックベルン。 「えっ、みんな一緒に出てくるの!?」 美沙は目を輝かせた。 クロッピーがモエッピーと並んで踊り、モックルがゆっくり手を振る。ペンドンは楽しそうに跳ね、ハナルンたちは会場を盛り上げていく。 その光景を見ているうちに、美沙の胸はどんどん熱くなった。 イベントの最後、マスコットたちは観客に向かって手を振った。 美沙は叫ぶ。 「クロッピー! これからもずっと大好き!」 その帰り道、美沙は買ったばかりのグッズを大切そうに抱えながら呟いた。 「私の推しはクロッピー。絶対に変わらない!」 ……そのはずだった。 しかし、この日をきっかけに、美沙の推し活生活は大きく変わっていく。 クロッピーだけを見ていた少女が、七人のマスコットキャラクターたちに心を奪われていくことになるのだった。 これは、マスコットキャラクターを愛する少女の、楽しくて少し騒がしい推し活物語。
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